インストール - GitHub CLI
概要
GitHub CLI (gh) は、GitHubの機能をコマンドラインから直接操作できる公式ツールである。
プルリクエストやIssueの管理、リポジトリ操作等、GitHubの主要機能をターミナルから実行できる。
Go言語で記述されており、Windows、MacOS、Linuxの主要プラットフォームで動作する。
主要な仕様を以下に示す。
- 開発言語
- Go
- ライセンス
- MIT
- サポート対象OS
- Windows、MacOS、Linux
- サポート対象GitHub
- GitHub.com、GitHub Enterprise Cloud、GitHub Enterprise Server 2.20以上
主要機能は以下の通りである。
- PR / Issue管理
- プルリクエストおよびIssueの作成、表示、レビュー操作をコマンドラインから実行できる
- リポジトリ操作
- リポジトリのクローン、フォーク、閲覧等の操作を実行できる
- GitHub Enterprise対応
- GitHub Enterprise CloudおよびGitHub Enterprise Server 2.20以上に対応している
- Copilotコードレビュー統合
- GitHub Copilotによるコードレビュー機能と統合されている
Windows
Windows向けのインストール方法として、WinGet、MSIインストーラ、Chocolatey、Scoopの4種類がある。
公式が推奨する方法はWinGetを使用したインストールである。
WinGet
WinGetはMicrosoftが提供する公式パッケージマネージャーであり、最も推奨されるインストール方法である。
winget install --id GitHub.cli
# アップグレード
winget upgrade --id GitHub.cli
インストール後は、Windows Terminalで新しいウィンドウを開く必要がある。
タブの新規作成ではなく、新しいウィンドウを開くことにより、環境変数が正しく反映される。
MSIインストーラ
GitHubのリリースページから、MSIインストーラをダウンロードしてインストールすることができる。
対応アーキテクチャは以下の通りである。
- x86 (32ビット)
- amd64 (64ビット)
- arm64 (ARM 64ビット)
インストーラは以下に示すURLから入手できる。
Chocolatey
Chocolateyはコミュニティが管理するパッケージマネージャーである。
GitHub CLIチームが保守するものではないことに注意が必要である。
# インストール
choco install gh
# アップグレード
choco upgrade gh
Scoop
Scoopはコミュニティが管理するパッケージマネージャーである。
GitHub CLIチームが保守するものではないことに注意が必要である。
# インストール
scoop install gh
# アップグレード
scoop update gh
RHEL / SUSE
Linux向けのインストール方法では、リポジトリを追加してインストールする方法、バイナリを直接ダウンロードする方法、ソースコードからビルドする方法の3種類がある。
リポジトリを追加してインストール
公式リポジトリを追加してパッケージマネージャーからインストールする方法が最も推奨される。
RHEL
# インストール sudo dnf install dnf5-plugins sudo dnf config-manager addrepo --from-repofile=https://cli.github.com/packages/rpm/gh-cli.repo sudo dnf install gh --repo gh-cli # アップグレード sudo dnf upgrade gh
SUSE
# インストール sudo zypper addrepo https://cli.github.com/packages/rpm/gh-cli.repo sudo zypper ref sudo zypper install gh # アップグレード sudo zypper update gh
バイナリをダウンロードしてインストール
パッケージマネージャーを使用せずに、バイナリを直接ダウンロードしてインストールすることができる。
対応アーキテクチャは以下の通りである。
- x86 (x86)
- gh_*_linux_386.tar.gz
- amd64 (x64)
- gh_*_linux_amd64.tar.gz
- arm64 (ARM 64ビット)
- gh_*_linux_arm64.tar.gz
- armv6 (ARM 32ビット)
- gh_*_linux_armv6.tar.gz
- GitHub CLIのGitHubにアクセスして、バイナリをダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルを解凍する。
tar xf gh_x.x.x_linux_amd64.tar.gz
- 必要ならば、任意のディレクトリにコピーする。
cp -r gh_x.x.x_linux_amd64/* <任意のインストールディレクトリ>
- 必要ならば、~/.profileファイル等に環境変数を設定する。
export PATH="/<GitHub CLIのインストールディレクトリ>/bin:$PATH" export MANPATH="/<GitHub CLIのインストールディレクトリ>/share/man:$MANPATH"
その他のバージョンやアーキテクチャのバイナリは、以下のページから入手できる。
ソースコードからビルドしてインストール
ソースコードからビルドしてインストールすることができる。
前提条件として、Go 1.25以上のインストールが必要である。
- リポジトリをクローンする。
git clone https://github.com/cli/cli.git gh-cli cd gh-cli
- GitHub CLIをビルドおよびインストールする。
make install prefix=/path/to/gh
- 必要ならば、~/.profileファイル等に環境変数を設定する。
export PATH="/<GitHub CLIのインストールディレクトリ>/bin:$PATH" export MANPATH="/<GitHub CLIのインストールディレクトリ>/share/man:$MANPATH"
MacOS
MacOS向けのインストール方法として、Homebrew および MacPortsを使用する方法がある。
公式が推奨する方法はHomebrewを使用したインストールである。
Homebrew
Homebrewを使用したインストールが最も推奨される方法である。
# インストール brew install gh # アップグレード brew upgrade gh
MacPorts
MacPortsはコミュニティが管理するパッケージマネージャーである。
GitHub CLIチームが保守するものではないことに注意が必要である。
# インストール sudo port install gh # アップグレード sudo port selfupdate && sudo port upgrade gh
インストールの確認
インストール完了後に、バージョンの確認と認証の設定を行う。
バージョンの確認
インストールが正常に完了していることを確認する。
gh version
正常にインストールされている場合、以下のような出力が表示される。
gh version x.x.x (yyyy-MM-dd)
認証の設定
GitHub CLIを使用するには、GitHubアカウントでの認証が必要である。
まず、以下に示すコマンドを実行して、インタラクティブなプロンプトに従って認証を設定する。
gh auth login
プロンプトでは以下の項目を選択する。
- 接続先の選択
- GitHub.com または GitHub Enterprise Server
- プロトコルの選択
- HTTPS または SSH
- 認証方法の選択
- ブラウザ認証 または トークン入力
認証が完了した後、認証状態を確認する。
gh auth status
アンインストール
Windows
使用したインストール方法に応じて、以下の手順でアンインストールする。
- WinGetの場合
winget uninstall --id GitHub.cli
- MSIインストーラの場合
- [設定] - [アプリ] - [アプリと機能]からGitHub CLIを選択してアンインストールする。
- Chocolateyの場合
choco uninstall gh
- Scoopの場合
scoop uninstall gh
RHEL / SUSE
# RHEL sudo dnf remove gh # SUSE sudo zypper remove gh
MacOS
- Homebrewの場合
brew uninstall gh
- MacPortsの場合
sudo port uninstall gh
参考リンク