設定 - リポジトリの追加(SUSE)
提供: MochiuWiki : SUSE, EC, PCB
概要
SUSE Linuxにおいてリポジトリを追加するプロセスは、システムにソフトウェアパッケージの新しいソースを提供する重要な事柄である。
一般的に、この作業はroot権限を持つユーザ、または、sudoコマンドを使用して実行する。
リポジトリの追加は主に2つの方法で行われる。
- コマンドラインを使用する方法
- Zypperというパッケージマネージャを使用する。
zypperコマンドを使用して、新しいリポジトリのURLや名前を指定してシステムに追加する。
- GUIを使用する方法
- SUSE Linuxでは、YaSTと呼ばれる管理ツールを使用してリポジトリを追加できる。
- YaSTを通じて、ソフトウェアリポジトリの設定画面にアクセスして、新しいリポジトリの詳細を入力することで追加が可能である。
リポジトリを追加する場合は、信頼できるソースからのものであることを確認することが重要である。
信頼性の低いリポジトリを追加すると、システムのセキュリティやパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性がある。
リポジトリを追加した後は、システムのパッケージリストを更新する必要がある。
これにより、新しく追加されたリポジトリからの最新のパッケージ情報がシステムに反映される。
また、追加したリポジトリが正しく機能していることを確認するため、新しいパッケージをインストール、あるいは、既存のパッケージを更新して、テストを行うことが推奨される。
リポジトリの追加
自動アップデートを有効にして、リポジトリを追加する。
sudo zypper addrepo -f <リポジトリのURL> <リポジトリのエイリアス名> # または sudo zypper ar -f <リポジトリのURL> <リポジトリのエイリアス名> 例 : sudo zypper addrepo -f 'http://packman.inode.at/suse/openSUSE_Leap_$releasever/' Packman
また、-pオプションを付加することにより、リポジトリの優先度を設定することができる。
この値が小さいほど優先度が高くなる。
# リポジトリの優先度を90に指定する場合 # デフォルトのリポジトリの優先度の値は99のため、99未満の値が優先される sudo zypper addrepo -f <リポジトリのURL> <リポジトリのエイリアス名> -p 90
--gpgcheckオプションを付加して、GPGチェックを有効にすることができる。
sudo zypper addrepo -f <リポジトリのURL> <リポジトリのエイリアス名> --gpgcheck
リポジトリの無効化
追加したリポジトリを無効にする。
sudo zypper modifyrepo -d <リポジトリのURLまたはエイリアス名> # または sudo zypper mr -d <リポジトリのURLまたはエイリアス名> 例 : sudo zypper modifyrepo -d Packman
リポジトリの削除
追加したリポジトリを削除する。
sudo zypper removerepo <リポジトリのURLまたはエイリアス名> # または sudo zypper rr <リポジトリのURLまたはエイリアス名> 例: sudo zypper removerepo http://packman.inode.at/suse/openSUSE_Leap_15.1/
リポジトリリストの更新
リポジトリを更新した後、追加あるいは削除したリポジトリを含む全てのリポジトリのメタデータを更新する。
sudo zypper refresh
リポジトリの表示
設定されている全てのリポジトリを表示する。
sudo zypper repos # 詳細な情報も表示する場合 sudo zypper repos -d または sudo zypper repos --details