概要

Excelの日付/時刻関数は、日付や時刻データの操作、計算、表示を行うための重要な機能である。
日付の取得、日数計算、営業日計算、期間集計、時刻の操作等、時間に関する様々な処理を実現することができる。

主な機能として、現在日時の取得 (TODAY、NOW)、日付の作成 (DATE、TIME)、日付要素の抽出 (YEAR、MONTH、DAY等)、曜日・週番号 (WEEKDAY、WEEKNUM)、日付計算 (DATEDIF、EDATE等)、営業日計算 (WORKDAY、NETWORKDAYS)等がある。

これらの関数は、勤怠管理、スケジュール作成、期間計算、年齢計算、営業日管理等の業務シーンで活用される。


日付と時刻の基礎

Excelの日付・時刻のシリアル値

Excelでは、日付と時刻を数値 (シリアル値) として内部的に管理している。

日付のシリアル値:

  • 1900年1月1日を 1 とする。
  • 以降、1日ごとに1ずつ増加する。
  • 例: 2024年1月1日 = 45292


時刻のシリアル値:

  • 0:00:00 (午前0時) を 0 とする。
  • 23:59:59 (午後11時59分59秒) を「0.999988426...」とする。
  • 例: 12:00:00 (正午) = 0.5


日付と時刻の組み合わせ:

  • 整数部が日付、小数部が時刻を表す。
  • 例: 2024年1月1日 12:00:00 = 45292.5


※注意
日付や時刻の表示形式は、セルの書式設定で変更できる。
内部的には数値のため、四則演算が可能である。


現在の日付・時刻を取得する関数

TODAY関数

現在の日付を返す関数である。

構文:

=TODAY()


使用例:

  • 今日の日付を表示
    =TODAY()
  • 今日から7日後の日付
    =TODAY()+7
  • 今日から30日前の日付
    =TODAY()-30
  • 今日が2024年12月25日より前か判定
    =TODAY()<DATE(2024,12,25)


※注意
引数は不要である。
ファイルを開く、または、再計算するたびに更新される。
時刻情報は含まれない。(シリアル値の小数部は0)

NOW関数

現在の日付と時刻を返す関数である。

構文:

=NOW()


使用例:

  • 現在の日付と時刻を表示
    =NOW()
  • 現在から1時間後
    =NOW()+1/24
  • 現在から30分後
    =NOW()+30/1440
  • 現在の日付のみを取得
    =INT(NOW())


※注意
引数は不要である。
ファイルを開くたびに、または再計算されるたびに更新される。
日付と時刻の両方が含まれる。

TODAY関数とNOW関数の違い

TODAY関数とNOW関数の主な違いは、時刻情報の有無である。

比較:

  • TODAY関数
    日付のみ (例: 2024/12/6)
  • NOW関数
    日付と時刻 (例: 2024/12/6 14:30:00)


用途:

  • TODAY関数
    日付の比較、日数計算に使用
  • NOW関数
    タイムスタンプ、経過時間の計算に使用



日付を作成する関数

DATE関数

年、月、日を指定して日付を作成する関数である。

構文:

=DATE(年, 月, 日)


引数の説明:

  • 年を表す数値 (1900〜9999)
  • 月を表す数値 (1〜12)
  • 日を表す数値 (1〜31)


使用例:

  • 2024年12月25日を作成
    =DATE(2024, 12, 25)
  • セルの値から日付を作成
    =DATE(A1, B1, C1)
  • 年と月を指定して月初日を作成
    =DATE(2024, 12, 1)
  • 年と月を指定して月末日を作成
    =DATE(2024, 12+1, 1)-1


※注意
月に13以上を指定すると、翌年に繰り越される。
日に0や負の数を指定すると、前の月に戻る。
これを利用して柔軟な日付計算が可能。

応用例:

  • 月末日の取得
    =DATE(A1, B1+1, 0)
  • 3ヶ月後の同日
    =DATE(YEAR(A1), MONTH(A1)+3, DAY(A1))


TIME関数

時、分、秒を指定して時刻を作成する関数である。

構文:

=TIME(時, 分, 秒)


引数の説明:

  • 時を表す数値 (0〜23)
  • 分を表す数値 (0〜59)
  • 秒を表す数値 (0〜59)


使用例:

  • 14時30分を作成
    =TIME(14, 30, 0)
  • 23時59分59秒を作成
    =TIME(23, 59, 59)
  • セルの値から時刻を作成
    =TIME(A1, B1, C1)


※注意
時に24以上を指定すると、日付が加算される。
分や秒に60以上を指定すると、上位の単位に繰り越される。
時刻のシリアル値 (0〜1未満の小数) が返される。

応用例:

  • 勤務開始時刻と日付を組み合わせ
    =DATE(2024,12,6)+TIME(9,0,0)
  • 90分を時刻として表現
    =TIME(0, 90, 0)
    結果: 1:30:00



日付要素を抽出する関数

YEAR関数 / MONTH関数 / DAY関数

日付から年、月、日を抽出する関数である。

構文:

=YEAR(シリアル値)
=MONTH(シリアル値)
=DAY(シリアル値)


引数の説明:

  • シリアル値
    日付を表すシリアル値またはセル参照


使用例:

  • 2024年12月6日から年を抽出
    =YEAR(DATE(2024,12,6))
    結果: 2024
  • A1セルの日付から月を抽出
    =MONTH(A1)
  • 今日の日付を取得
    =DAY(TODAY())


応用例:

  • 年月を「2024年12月」形式で表示
    =YEAR(A1)&"年"&MONTH(A1)&"月"
  • 誕生日から年齢を計算
    =YEAR(TODAY())-YEAR(A1)


HOUR関数 / MINUTE関数 / SECOND関数

時刻から時、分、秒を抽出する関数である。

構文:

=HOUR(シリアル値)
=MINUTE(シリアル値)
=SECOND(シリアル値)


引数の説明:

  • シリアル値
    時刻を表すシリアル値またはセル参照


使用例:

  • 14:30:45から時を抽出
    =HOUR(TIME(14,30,45))
    結果: 14
  • A1セルの時刻から分を抽出
    =MINUTE(A1)
  • 現在時刻から秒を取得
    =SECOND(NOW())


応用例:

  • 時刻を「14時30分」形式で表示
    =HOUR(A1)&"時"&MINUTE(A1)&"分"
  • 深夜勤務の判定
    =IF(HOUR(A1)>=22, "深夜", "通常")



曜日・週番号に関する関数

WEEKDAY関数

日付の曜日を数値で返す関数である。

構文:

=WEEKDAY(シリアル値, [種類])


引数の説明:

  • シリアル値
    日付を表すシリアル値またはセル参照
  • 種類
    戻り値の種類を指定 (省略時は1)


種類の指定:

  • 1 または省略
    1(日曜)〜7(土曜)
  • 2
    1(月曜)〜7(日曜)
  • 3
    0(月曜)〜6(日曜)
  • 11
    1(月曜)〜7(日曜) ※2と同じ
  • 12
    1(火曜)〜7(月曜)
  • 13
    1(水曜)〜7(火曜)
  • 14
    1(木曜)〜7(水曜)
  • 15
    1(金曜)〜7(木曜)
  • 16
    1(土曜)〜7(金曜)
  • 17
    1(日曜)〜7(土曜) ※1と同じ


使用例:

  • 今日の曜日番号を取得 (1=日曜)
    =WEEKDAY(TODAY())
  • 月曜日を1とする番号
    =WEEKDAY(TODAY(), 2)
  • A1セルの日付が日曜日か判定
    =IF(WEEKDAY(A1)=1, "休日", "平日")


応用例:

  • 曜日名を表示
    =TEXT(A1, "aaa")
    または
    =CHOOSE(WEEKDAY(A1), "日", "月", "火", "水", "木", "金", "土")
  • 土日の判定
    =IF(OR(WEEKDAY(A1)=1, WEEKDAY(A1)=7), "休日", "平日")
    または
    =IF(WEEKDAY(A1, 2)>=6, "休日", "平日")


WEEKNUM関数

日付がその年の第何週目かを返す関数である。

構文:

=WEEKNUM(シリアル値, [週の基準])


引数の説明:

  • シリアル値
    日付を表すシリアル値またはセル参照
  • 週の基準
    週の始まりを指定 (1=日曜始まり、2=月曜始まり等)


週の基準の指定:

  • 1 または省略
    日曜日を週の始まりとする
  • 2
    月曜日を週の始まりとする
  • 11〜17
    WEEKDAY関数の種類11〜17に対応
  • 21
    ISO 8601形式 (月曜始まり)


使用例:

  • 今日が今年の第何週か
    =WEEKNUM(TODAY())
  • 月曜始まりで週番号を取得
    =WEEKNUM(TODAY(), 2)
  • A1の日付の週番号
    =WEEKNUM(A1, 21)


応用例:

  • 週番号で集計
    =SUMIF(週番号列, 指定週, 金額列)


ISOWEEKNUM関数

ISO 8601形式の週番号を返す関数である。
Excel 2013以降で使用可能。

構文:

=ISOWEEKNUM(シリアル値)


使用例:

  • ISO週番号を取得
    =ISOWEEKNUM(TODAY())


※注意
=WEEKNUM(日付, 21) と同じ結果を返す。


日付計算関数

DATEDIF関数

2つの日付の期間を計算する関数である。

構文:

=DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)


引数の説明:

  • 開始日
    期間の開始日
  • 終了日
    期間の終了日
  • 単位
    計算する単位を指定


単位の指定:

  • "Y"
    満年数
  • "M"
    満月数
  • "D"
    満日数
  • "MD"
    日数 (月と年を無視)
  • "YM"
    月数 (年を無視)
  • "YD"
    日数 (年を無視)


使用例:

  • 2つの日付の満年数
    =DATEDIF(DATE(2000,1,1), TODAY(), "Y")
  • 2つの日付の満月数
    =DATEDIF(A1, B1, "M")
  • 2つの日付の満日数
    =DATEDIF(A1, B1, "D")
  • 年齢の計算 (年と月)
    =DATEDIF(A1, TODAY(), "Y")&"年"&DATEDIF(A1, TODAY(), "YM")&"ヶ月"


※注意
関数ヘルプには表示されないが、使用可能な関数である。
開始日が終了日より後の場合はエラーになる。
"MD"単位は一部のケースで正しくない結果を返す場合がある。

応用例:

  • 正確な年齢計算
    =DATEDIF(生年月日, TODAY(), "Y")
  • 勤続年数
    =DATEDIF(入社日, TODAY(), "Y")&"年"&DATEDIF(入社日, TODAY(), "YM")&"ヶ月"
  • 残日数の計算
    =DATEDIF(TODAY(), 期限日, "D")


DAYS関数

2つの日付の日数差を返す関数である。
Excel 2013以降で使用可能。

構文:

=DAYS(終了日, 開始日)


使用例:

  • 2つの日付の日数差
    =DAYS(B1, A1)
  • 今日から期限日までの日数
    =DAYS(期限日, TODAY())
  • 経過日数
    =DAYS(TODAY(), 開始日)


※注意
単純な引き算 (=B1-A1) でも同じ結果が得られる。

EDATE関数

指定した月数だけ前後の日付を返す関数である。

構文:

=EDATE(開始日, 月)


引数の説明:

  • 開始日
    基準となる日付
  • 加算する月数 (負の数も可能)


使用例:

  • 3ヶ月後の日付
    =EDATE(TODAY(), 3)
  • 6ヶ月前の日付
    =EDATE(TODAY(), -6)
  • A1の1年後 (12ヶ月後)
    =EDATE(A1, 12)


応用例:

  • 契約期限日の計算
    =EDATE(契約開始日, 契約月数)
  • 定期的な支払日の計算
    =EDATE(初回支払日, 回数-1)


EOMONTH関数

指定した月数だけ前後の月末日を返す関数である。

構文:

=EOMONTH(開始日, 月)


引数の説明:

  • 開始日
    基準となる日付
  • 加算する月数 (負の数も可能)


使用例:

  • 今月の月末日
    =EOMONTH(TODAY(), 0)
  • 来月の月末日
    =EOMONTH(TODAY(), 1)
  • 前月の月末日
    =EOMONTH(TODAY(), -1)
  • A1の3ヶ月後の月末
    =EOMONTH(A1, 3)


応用例:

  • 月初日の取得
    =EOMONTH(TODAY(), -1)+1
  • 締め日の計算
    =EOMONTH(A1, 0)



営業日計算関数

WORKDAY関数

指定した営業日数だけ前後の日付を返す関数である。
土日を休日として計算する。

構文:

=WORKDAY(開始日, 日数, [祝日])


引数の説明:

  • 開始日
    基準となる日付
  • 日数
    営業日数 (負の数も可能)
  • 祝日
    除外する祝日のリスト (範囲またはセル参照)


使用例:

  • 今日から10営業日後
    =WORKDAY(TODAY(), 10)
  • 5営業日前の日付
    =WORKDAY(TODAY(), -5)
  • 祝日を考慮した20営業日後
    =WORKDAY(A1, 20, 祝日リスト)


※注意
土日が休日として扱われる。
祝日を考慮する場合は、祝日リストを用意する必要がある。

応用例:

  • 納期計算
    =WORKDAY(受注日, リードタイム, 祝日リスト)
  • 支払期限
    =WORKDAY(締め日, 支払サイト)


WORKDAY.INTL関数

週末の曜日を指定できる営業日計算関数である。
Excel 2010以降で使用可能。

構文:

=WORKDAY.INTL(開始日, 日数, [週末], [祝日])


引数の説明:

  • 開始日
    基準となる日付
  • 日数
    営業日数 (負の数も可能)
  • 週末
    週末とする曜日を指定 (省略時は土日)
  • 祝日
    除外する祝日のリスト


週末の指定:

  • 1 または省略
    土日
  • 2
    日月
  • 3
    月火
  • 7
    金土
  • 11
    日のみ
  • 12
    月のみ
  • 17
    土のみ
  • "0000011"
    文字列で指定 (月火水木金が営業日、土日が休日)


使用例:

  • 日月が休日の場合の10営業日後
    =WORKDAY.INTL(TODAY(), 10, 2)
  • 日曜のみが休日の場合
    =WORKDAY.INTL(TODAY(), 10, 11)
  • カスタムの休日設定
    =WORKDAY.INTL(TODAY(), 10, "0000011")


※注意
週末を柔軟に設定できる点がWORKDAY関数との違い。

NETWORKDAYS関数

2つの日付の間の営業日数を計算する関数である。
土日を休日として計算する。

構文:

=NETWORKDAYS(開始日, 終了日, [祝日])


引数の説明:

  • 開始日
    期間の開始日
  • 終了日
    期間の終了日
  • 祝日
    除外する祝日のリスト


使用例:

  • 2つの日付の営業日数
    =NETWORKDAYS(A1, B1)
  • 今月の営業日数
    =NETWORKDAYS(月初日, 月末日, 祝日リスト)
  • プロジェクト期間の営業日数
    =NETWORKDAYS(開始日, 終了日, 祝日リスト)


応用例:

  • 実働日数の計算
    =NETWORKDAYS(入社日, TODAY(), 祝日リスト)
  • 月次レポート用の営業日数
    =NETWORKDAYS(EOMONTH(TODAY(),-1)+1, EOMONTH(TODAY(),0), 祝日リスト)


NETWORKDAYS.INTL関数

週末の曜日を指定できる営業日数計算関数である。
Excel 2010以降で使用可能。

構文:

=NETWORKDAYS.INTL(開始日, 終了日, [週末], [祝日])


引数の説明:

  • 開始日
    期間の開始日
  • 終了日
    期間の終了日
  • 週末
    週末とする曜日を指定 (WORKDAY.INTLと同じ)
  • 祝日
    除外する祝日のリスト


使用例:

  • 日月休みの営業日数
    =NETWORKDAYS.INTL(A1, B1, 2)
  • カスタム週末での営業日数
    =NETWORKDAYS.INTL(A1, B1, "0000011", 祝日リスト)



その他の日付関連関数

YEARFRAC関数

2つの日付の間の年数を小数で返す関数である。

構文:

=YEARFRAC(開始日, 終了日, [基準])


引数の説明:

  • 開始日
    期間の開始日
  • 終了日
    期間の終了日
  • 基準
    計算方法を指定 (省略時は0)


基準の指定:

  • 0 または 省略
    30/360 (米国方式)
  • 1
    実際の日数/実際の日数
  • 2
    実際の日数/360
  • 3
    実際の日数/365
  • 4
    30/360 (欧州方式)


使用例:

  • 2つの日付の経過年数
    =YEARFRAC(A1, B1)
  • 実際の日数ベースでの年数
    =YEARFRAC(A1, B1, 1)
  • 利息計算用の年数
    =YEARFRAC(開始日, 終了日, 1)


応用例:

  • 小数付きの勤続年数
    =YEARFRAC(入社日, TODAY())
  • 金融計算での期間
    =元本*金利*YEARFRAC(開始日, 終了日, 1)


DATEVALUE関数

文字列形式の日付を日付シリアル値に変換する関数である。

構文:

=DATEVALUE(日付文字列)


使用例:

  • "2024/12/25"を日付に変換
    =DATEVALUE("2024/12/25")
  • "2024年12月25日"を日付に変換
    =DATEVALUE("2024年12月25日")
  • セル内の文字列を日付に変換
    =DATEVALUE(A1)


※注意
認識できない形式の場合は、#VALUE! エラーになる。
日付として認識できる文字列形式は、地域設定に依存する。

TIMEVALUE関数

文字列形式の時刻を時刻シリアル値に変換する関数である。

構文:

=TIMEVALUE(時刻文字列)


使用例:

  • "14:30:00"を時刻に変換
    =TIMEVALUE("14:30:00")
  • "2:30 PM"を時刻に変換
    =TIMEVALUE("2:30 PM")
  • セル内の文字列を時刻に変換
    =TIMEVALUE(A1)


※注意
認識できない形式の場合は、#VALUE! エラーになる。
時刻部分のみが返される (0〜1未満の小数)。

TEXT関数 (日付表示)

日付や時刻を指定した書式で文字列に変換する関数である。

構文:

=TEXT(値, 表示形式)


日付の表示形式:

  • "yyyy"
    4桁の年 (例: 2024)
  • "yy"
    2桁の年 (例: 24)
  • "mm"
    2桁の月 (例: 12)
  • "m"
    1桁の月 (例: 1)
  • "dd"
    2桁の日 (例: 06)
  • "d"
    1桁の日 (例: 6)
  • "aaa"
    曜日の省略形 (例: 金)
  • "aaaa"
    曜日の正式名 (例: 金曜日)
  • "ddd"
    英語の曜日省略形 (例: Fri)
  • "dddd"
    英語の曜日正式名 (例: Friday)


使用例:

  • 日付を"2024年12月06日"形式で表示
    =TEXT(TODAY(), "yyyy年mm月dd日")
  • 曜日を表示
    =TEXT(TODAY(), "aaa")
  • "2024/12/06 (金)"形式で表示
    =TEXT(TODAY(), "yyyy/mm/dd (aaa)")
  • 西暦の下2桁と月
    =TEXT(TODAY(), "yy/mm")


時刻の表示形式:

  • "hh"
    2桁の時 (例: 14)
  • "h"
    1桁の時 (例: 2)
  • "mm"
    2桁の分 (例: 30)
  • "ss"
    2桁の秒 (例: 45)
  • "AM/PM"
    午前/午後


使用例:

  • 時刻を"14:30:00"形式で表示
    =TEXT(NOW(), "hh:mm:ss")
  • 12時間形式で表示
    =TEXT(NOW(), "h:mm AM/PM")



実用的な使用例

年齢計算

生年月日から年齢を計算する例。

  • 満年齢を計算
    =DATEDIF(生年月日, TODAY(), "Y")
  • 年齢を「30歳」形式で表示
    =DATEDIF(A1, TODAY(), "Y")&"歳"
  • 年齢を「30歳5ヶ月」形式で表示
    =DATEDIF(A1, TODAY(), "Y")&"歳"&DATEDIF(A1, TODAY(), "YM")&"ヶ月"


勤続年数の計算

入社日から勤続年数を計算する例。

  • 満年数を計算
    =DATEDIF(入社日, TODAY(), "Y")
  • 勤続年数を「5年3ヶ月」形式で表示
    =DATEDIF(A1, TODAY(), "Y")&"年"&DATEDIF(A1, TODAY(), "YM")&"ヶ月"
  • 勤続日数を計算
    =TODAY()-入社日
    または
    =DAYS(TODAY(), 入社日)


期限管理

期限までの残日数や経過日数を計算する例。

  • 期限までの残日数
    =期限日-TODAY()
    または
    =DAYS(期限日, TODAY())
  • 期限切れの判定
    =IF(TODAY()>期限日, "期限切れ", "有効")
  • 期限まで3日以内の警告
    =IF(DAYS(期限日, TODAY())<=3, "要注意", "")


月次処理

月初日、月末日、前月末等を取得する例。

  • 今月の月初日
    =EOMONTH(TODAY(), -1)+1
    または
    =DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY()), 1)
  • 今月の月末日
    =EOMONTH(TODAY(), 0)
  • 前月末
    =EOMONTH(TODAY(), -1)
  • 翌月初日
    =EOMONTH(TODAY(), 0)+1


営業日計算

営業日ベースでの日数や日付を計算する例。

  • 今月の営業日数
    =NETWORKDAYS(DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY()), 1), EOMONTH(TODAY(), 0), 祝日リスト)
  • 納期計算 (10営業日後)
    =WORKDAY(TODAY(), 10, 祝日リスト)
  • 実働日数
    =NETWORKDAYS(開始日, 終了日, 祝日リスト)


曜日判定

曜日に応じた処理を行う例。

  • 土日の判定
    =IF(WEEKDAY(A1, 2)>=6, "休日", "平日")
    または
    =IF(OR(WEEKDAY(A1)=1, WEEKDAY(A1)=7), "休日", "平日")
  • 曜日名を表示
    =TEXT(A1, "aaa")
    または
    =CHOOSE(WEEKDAY(A1), "日", "月", "火", "水", "木", "金", "土")
  • 週末割増料金の計算
    =IF(WEEKDAY(A1, 2)>=6, B1*1.2, B1)


時刻計算

勤務時間や経過時間を計算する例。

  • 勤務時間の計算 (時間単位)
    =(終業時刻-始業時刻)*24
  • 勤務時間の表示 (時:分形式)
    =TEXT(終業時刻-始業時刻, "h:mm")
  • 深夜勤務時間の計算
    =IF(HOUR(終業時刻)>=22, (終業時刻-TIME(22,0,0))*24, 0)
  • 休憩時間を除いた勤務時間
    =(終業時刻-始業時刻-休憩時間)*24


締め日処理

月の途中を締め日とする場合の処理例。

締め日が25日の場合:

  • 当月の締め日
    =DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY()), 25)
  • 前回の締め日
    =IF(DAY(TODAY())>=25, DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY()), 25), DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY())-1, 25))
  • 次回の締め日
    =IF(DAY(TODAY())<25, DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY()), 25), DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY())+1, 25))


期間の重複判定

2つの期間が重複しているかを判定する例。

  • 期間A (A1:B1) と期間B (C1:D1) の重複判定
    =AND(A1<=D1, C1<=B1)
  • 重複している日数
    =MAX(0, MIN(B1, D1)-MAX(A1, C1)+1)


カレンダーの作成

カレンダー表示用の数式例。

  • 月の1日の曜日番号
    =WEEKDAY(DATE(年, 月, 1))
  • カレンダーの1行1列目の日付
    =DATE(年, 月, 1)-WEEKDAY(DATE(年, 月, 1))+1
  • 条件付き書式で土日に色付け
    =WEEKDAY(セル, 2)>=6


四半期の判定

日付から四半期を判定する例。

  • 月から四半期を取得
    =ROUNDUP(MONTH(A1)/3, 0)
  • "Q1"形式で表示
    ="Q"&ROUNDUP(MONTH(A1)/3, 0)
  • 四半期の開始月
    =DATE(YEAR(A1), (ROUNDUP(MONTH(A1)/3, 0)-1)*3+1, 1)


生年月日の妥当性チェック

入力された日付の妥当性を確認する例。

  • 未来の日付でないかどうかを確認
    =IF(A1>TODAY(), "エラー: 未来の日付", "OK")
  • 100歳以上でないかどうかを確認
    =IF(DATEDIF(A1, TODAY(), "Y")>100, "エラー: 無効な日付", "OK")
  • 日付形式かどうかを確認
    =IF(ISNUMBER(A1), "OK", "エラー: 日付を入力してください")


タイムスタンプの記録

データ入力時の日時を記録する例。

  • 現在の日時を記録 (再計算で更新される)
    =NOW()
  • 固定のタイムスタンプ (ショートカット)
    Ctrl + ; (日付)
    Ctrl + : (時刻)
  • 条件付きでタイムスタンプを記録 (VBAが必要)
    Worksheet_Changeイベントを使用


経過時間の計算

開始時刻から経過時間を計算する例。

  • 経過時間 (時間単位)
    =(NOW()-開始時刻)*24
  • 経過時間の表示 (時:分:秒形式)
    =TEXT(NOW()-開始時刻, "h:mm:ss")
  • 経過日数と時間
    =INT(NOW()-開始日時)&"日"&TEXT(NOW()-開始日時, "h時間m分")