インストール - Eclipse
概要
Eclipseは、Javaの開発に最も広く使われているIDE(統合開発環境)の1つである。
IDEは、ソフトウェアのオーサリング、修正、コンパイル、デプロイ、デバッグ等の多くの機能を提供する。
Eclipseは、Javaの開発だけではなく、C、C++、Perl、PHP、Python、R、Scala、Clojure、Groovy、Scheme等のソフトウェアの開発にも使用できる。
開発環境は、Java用のEclipse Java development tools(JDT)、C/C++用のEclipse CDT、PHP用のEclipse PDT等がある。
また、Eclipseには多くのプラグインが用意されており、ユーザの好きなように機能を拡張することができる。
Javaのインストール
Eclipseをインストールする前に、JDK(Oracle JDKまたはOpenJDK)がインストールされていることを確認する。
OpenJDKのインストール
以下の例では、OpenJDK 8をインストールしている。
# CentOS sudo yum install java-1.8.0-openjdk # SUSE sudo zypper install java-1_8_0-openjdk
インストールしたJavaのバージョンを確認する。
java -version
Oracle JDKのインストール
Oracleの公式Webサイトにアクセスして、Oracle JDKをダウンロードする。
# Oracle JDK 12 https://www.oracle.com/java/technologies/javase-downloads.html # Oracle JDK 11 (LTS) https://www.oracle.com/java/technologies/javase-jdk11-downloads.html # Oracle JDK 8 https://www.oracle.com/java/technologies/javase/javase-jdk8-downloads.html
ダウンロードしたOracle JDKファイルを展開する。
tar -xf jdk-<Oracle JDKのバージョン>_linux-x64_bin.tar.gz cd
Oracle JDKをインストールするため、以下のコマンドを実行する。
update-alternatives --install /<解凍したOracle JDKのディレクトリ>/usr/bin/java java <Oracle JDKのインストールディレクトリ>
複数のOracle JDLのバージョンをインストールする場合は、以下のコマンドを実行する。
# Oracle Java JDK 12 update-alternatives --install /usr/bin/java java /usr/jdk-12.0.1/bin/java 1 # Oracle Java JDK 11 update-alternatives --install /usr/bin/java java /usr/jdk-11.0.3/bin/java 2 # Oracle Java JDK 8 update-alternatives --install /usr/bin/java java /usr/jdk1.8.0_211/bin/java 3
Open JDKおよびOracle JDKの設定
標準で使用するOpen JDKおよびOracle JDKを設定するため、以下のコマンドを実行する。
alternatives --config java
標準で使用するOpen JDKおよびOracle JDKを選択する。
- 現在の選択を維持する場合は[Enter]キーを押下する。
- 他のOracle JDKを選択する場合は、数字キーを入力する。
もし、複数のバージョンのOpen JDKおよびOracle JDKがインストールされている場合、以下のように、全てのバージョンが表示される。
There are 5 programs which provide 'java'. Selection Command ----------------------------------------------- *+ 1 java-1.8.0-openjdk.x86_64 (/usr/lib/jvm/java-1.8.0-openjdk-1.8.0.171-8.b10.el7_5.x86_64/jre/bin/java) 2 /usr/jdk-12.0.1/bin/java 3 /usr/jdk-11.0.3/bin/java 4 /usr/jdk1.8.0_211/bin/java Enter to keep the current selection[+], or type selection number: 3
上記の設定後は、Open JDKおよびOracle JDKのバージョンを確認する。
java -version
Open JDKおよびOracle JDKの環境変数の設定
Javaベースのソフトウェアを使用する前に、環境変数を設定する必要がある。
Javaの環境変数を設定するには、~/.profileファイルまたは~/.bashrcファイル等に以下の設定を記述する。
また、/etc/profile.dディレクトリに、javajdk.shファイルのような設定ファイルを作成する。
Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリとバージョンに基づいて、変数を設定する。
# Oracle JDK 12 export PATH="/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk-12.0.1/bin:$PATH" export JAVA_HOME=/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk-12.0.1 export J2SDKDIR=/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk-12.0.1 # Oracle JDK 11 export PATH="/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk-11.0.3/bin:$PATH" export JAVA_HOME=/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk-11.0.3 export J2SDKDIR=/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk-11.0.3 # Oracle JDK 8 export PATH="/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk1.8.0_211/bin:$PATH" export JAVA_HOME=/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk1.8.0_211 export JRE_HOME=/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk1.8.0_211/jre/ export J2SDKDIR=/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk1.8.0_211 export J2REDIR=/<Open JDKまたはOracle JDKのインストールディレクトリ>/jdk1.8.0_211/jre
PCを再起動する。