電子回路 - コンパレータ
概要
741
LM741
uA741
温度制御
以下に示す回路は、周辺の温度が設定値を超えた場合、自動的にDCファンを作動させることにより、発熱する電子機器を冷却することができる。
温度が正常値に戻ると自動的に停止して、DCモータとファンを使用する。
サーミスタの特性を利用してDCモータのファンを駆動する。
サーミスタは温度依存型の抵抗器の一種であり、表面の温度に応じて抵抗値が変化する。
温度特性によって、NTCとPTCの2種類のサーミスタが存在する。
負の温度係数 (NTC) サーミスタは温度が上昇すると抵抗値が減少、正の温度係数 (PTC) サーミスタは温度が上昇すると抵抗値が増加する。
サーミスタはビーズ状の抵抗器であり、10[Ω]から数[kΩ]以上の値がある。
以下に示す回路では、10D-9 NTCサーミスタを使用している。
オペアンプ 741は電圧コンパレータとして使用しており、DCファンのスイッチングを行う。
反転入力端子は半固定抵抗を通じて調整可能な電圧を受け取り、非反転入力端子は抵抗R1とサーミスタで構成される電圧分圧回路を通じて電圧を受け取る。
したがって、反転入力端子の電圧はサーミスタの導電率に依存する。
温度が正常 (半固定抵抗で設定された抵抗値) の場合、反転入力端子は非反転入力端子より高い電圧を受け取り、オペアンプの出力ピンをHIGHにする。
これは赤色LEDで表示される。
オペアンプの出力がHIGHの場合、トランジスタQ1のベース電圧が正であるため、トランジスタはオフとなる。
この状態ではDCモータは停止している。
温度が半固定抵抗で設定された抵抗値を超えて上昇する場合、サーミスタの抵抗値が減少して、反転入力端子の電圧が低下する。
その結果、オペアンプの出力がLOWとなり、トランジスタQ1が導通する。
DCモータが作動するっことにより、空気循環を増加させて温度が下がると、ファンは自動的に停止する。
ダイオード1N4007は、トランジスタQ1がオフになった時の逆起電力を除去するために必要である。