| 321行目: | 321行目: | ||
<br> | <br> | ||
==== | ==== RSTピン ==== | ||
RSTピン (リセットピン) は、JTAGインターフェースにおいて重要である。<br> | RSTピン (リセットピン) は、JTAGインターフェースにおいて重要である。<br> | ||
このピンは、デバッグ開始時において、MSP430マイコンをリセット状態 (初期化) にするために使用される。<br> | このピンは、デバッグ開始時において、MSP430マイコンをリセット状態 (初期化) にするために使用される。<br> | ||
<br> | <br> | ||
===== RSTピン回路 ===== | |||
47[kΩ]のプルアップ抵抗をVCCとRSTピンの間に接続する。<br> | |||
これは、RSTピンがフローティング状態になることを防ぎ、意図しないリセットを防止するためである。<br> | |||
<br> | <br> | ||
リセットボタンを使用する場合<br> | ===== リセットボタンを使用する場合 ===== | ||
RSTピンの信号がLowになる時、RSTピンがGNDに接続されて、MSP430マイコンがリセットされる。<br> | |||
また、チャタリングを防止するため、コンデンサC<sub>1</sub>をRSTピンとGNDの間に配置する。<br> | |||
<br> | <br> | ||
Spy-Bi- | コンデンサの値 (一般的には、0.01[uF] または 1100[pF]) は、MSP430ファミリーにより異なるため、ユーザガイドで推奨構成を確認すること。<br> | ||
<br> | |||
===== 14ピンJTAG使用時 ===== | |||
<u>JTAG通信およびSBW (Spy-Bi-Wire) の両対応のMSP430ファミリーを使用する時、JTAG通信を使用する場合でもC1の上限は2200[pF]を超えないようにする。</u><br> | |||
<br> | |||
===== SBW (Spy-Bi-Wire) 使用時 ===== | |||
SBW (Spy-Bi-Wire) 通信を使用する時、RST/NMI/SBWTDIOピンがJTAGアクセス中に双方向通信に使用される。<br> | |||
このピンに接続されている容量は、デバイスとの接続確立能力に影響を与える可能性がある。<br> | このピンに接続されている容量は、デバイスとの接続確立能力に影響を与える可能性がある。<br> | ||
<br> | <br> | ||
そのため、以下に示す事柄を遵守する必要がある。<br> | |||
* C1の上限値 | |||
*: 2200[pF] | |||
* Spy-Bi-Wire通信の標準値 | |||
*: 1100[pF] | |||
* C1の範囲 | |||
*: 100[pF]~2200[pF] | |||
*: ただし、SBW速度、電圧、基板設計により変わる。 | |||
*: MSP430ファミリーの固有の推奨値については、データシートを参照すること。 | |||
<br> | <br> | ||