| 379行目: | 379行目: | ||
* WireGuardサーバで定義したIPv4およびIPv6アドレス範囲。 | * WireGuardサーバで定義したIPv4およびIPv6アドレス範囲。 | ||
* WireGuardサーバから取得したbase64エンコードされた公開鍵。 | * WireGuardサーバから取得したbase64エンコードされた公開鍵。 | ||
* WireGuardサーバの公開IPアドレスとポート番号。<br> | * WireGuardサーバの公開IPアドレスとポート番号。<br>通常、これはIPv4アドレスになるが、もし、WireGuardサーバにIPv6アドレスがあり、クライアントマシンがインターネットにIPv6接続できる場合は、IPv4の代わりにこれを使用することができる。 | ||
<br> | <br> | ||
WireGuardピア上にある/etc/wireguard/wg0.confファイルを、以下に示すように編集する。<br> | WireGuardピア上にある/etc/wireguard/wg0.confファイルを、以下に示すように編集する。<br> | ||
| 397行目: | 397行目: | ||
Endpoint = 203.0.113.1:51820 | Endpoint = 203.0.113.1:51820 | ||
</syntaxhighlight> | </syntaxhighlight> | ||
<br> | |||
最初のAddressキー値は、先ほど選んだ10.8.0.0/24サブネットのIPv4アドレスを使用していることに注目する。<br> | |||
このIPアドレスは、サーバのIPと異なる限り、サブネット内のどのアドレスでも構わない。<br> | |||
ピアを追加するたびにアドレスを1ずつ増やすのが、一般的にIPを割り当てる最も簡単な方法である。<br> | |||
<br> | |||
2番目のAddressキー値は、先ほど生成したサブネットのIPv6アドレスを使用して、サーバのアドレスを1ずつ増やしていることに注目する。<br> | |||
この場合も、異なるアドレスを使用する場合は、範囲内のどのIPでも有効である。<br> | |||
<br> | |||
この設定ファイルのもう1つの注目すべき部分は、AllowedIPsキー値である。<br> | |||
この2つのIPv4とIPv6の範囲は、宛先システムがいずれかの範囲のIPアドレスを持っている場合にのみ、VPN経由でトラフィックを送信するようピアに指示する。<br> | |||
AllowedIPsキーを使用することにより、WireGuardピアのVPNを制限して、VPN上の他のWireGuardピアやサービスのみに接続させることも、全てのトラフィックをVPN上にトンネルして、WireGuardサーバをゲートウェイとして使用するように設定することもできる。<br> | |||
<br> | |||
IPv4のみを使用する場合は、末尾のfd24:609a:6c18::/64範囲(、カンマを含む)を省略する。<br> | |||
逆に、IPv6のみを使用する場合は、fd24:609a:6c18::/64プレフィックスのみを含め、10.8.0.0/24 IPv4範囲を省略する。<br> | |||
<br> | |||
どちらの場合も、相手のトラフィックを全てVPN経由で送信して、WireGuardサーバを全てのトラフィックのゲートウェイとして使用する場合は、<br> | |||
IPv4アドレス空間全体を表す0.0.0.0/0と、IPv6アドレス空間全体を表す::/0を使用できる。<br> | |||
<br><br> | <br><br> | ||