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| <html><a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90%E6%94%B9%E8%A8%82%E6%96%B0%E7%89%88%E3%80%91%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E6%A7%8B%E7%AF%89%E3%81%AE%E5%AE%9F%E4%BE%8B%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8BSamba%EF%BC%BB%E5%AE%9F%E8%B7%B5%EF%BC%BD%E5%85%A5%E9%96%80-%E9%AB%99%E6%A9%8B%E5%9F%BA%E4%BF%A1-ebook/dp/B01CXL8NL6?_encoding=UTF8&linkCode=ll1&tag=presire220a-22&linkId=817d35d06e681134e6e05d318abbc814&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl" target="_blank"><img style="width: 250px; height: auto;" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81wRPjbdhML._SL1500_.jpg" ></a><br>
| <html><a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90%E6%94%B9%E8%A8%82%E6%96%B0%E7%89%88%E3%80%91%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E6%A7%8B%E7%AF%89%E3%81%AE%E5%AE%9F%E4%BE%8B%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8BSamba%EF%BC%BB%E5%AE%9F%E8%B7%B5%EF%BC%BD%E5%85%A5%E9%96%80-%E9%AB%99%E6%A9%8B%E5%9F%BA%E4%BF%A1-ebook/dp/B01CXL8NL6?_encoding=UTF8&linkCode=ll1&tag=presire2-22&linkId=817d35d06e681134e6e05d318abbc814&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl" target="_blank"><img style="width: 250px; height: auto;" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81wRPjbdhML._SL1500_.jpg" ></a><br>
<center><a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90%E6%94%B9%E8%A8%82%E6%96%B0%E7%89%88%E3%80%91%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E6%A7%8B%E7%AF%89%E3%81%AE%E5%AE%9F%E4%BE%8B%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8BSamba%EF%BC%BB%E5%AE%9F%E8%B7%B5%EF%BC%BD%E5%85%A5%E9%96%80-%E9%AB%99%E6%A9%8B%E5%9F%BA%E4%BF%A1-ebook/dp/B01CXL8NL6?_encoding=UTF8&linkCode=ll1&tag=presire220a-22&linkId=70fb1fa0ce0f5de14e7027fb004dc83e&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl">Samba[実践]入門<br>サーバ構築の実例がわかる</a></center></html>
<center><a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90%E6%94%B9%E8%A8%82%E6%96%B0%E7%89%88%E3%80%91%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E6%A7%8B%E7%AF%89%E3%81%AE%E5%AE%9F%E4%BE%8B%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8BSamba%EF%BC%BB%E5%AE%9F%E8%B7%B5%EF%BC%BD%E5%85%A5%E9%96%80-%E9%AB%99%E6%A9%8B%E5%9F%BA%E4%BF%A1-ebook/dp/B01CXL8NL6?_encoding=UTF8&linkCode=ll1&tag=presire2-22&linkId=70fb1fa0ce0f5de14e7027fb004dc83e&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl">Samba[実践]入門<br>サーバ構築の実例がわかる</a></center></html>
|}
|}
</center>
</center>
295行目: 295行目:


== Sambaの設定項目 ==
== Sambaの設定項目 ==
Sambaの設定ファイル (smb.confファイル) では、各セクション ([global]セクションを除く) は、共有リソースを記述する。<br>
<br>
設定ファイルには、[global]セクション、[homes]セクション、[printers]セクションの3つの特別なセクションがある。<br>
それ以外のセクションは、ユーザ定義のセクションである。<br>
<br>
Sambaの設定ファイルのセクション名において、大文字・小文字は区別されない。<br>
そのため、以下に示すような記述は同じように認識される。<br>
<br>
<u>ただし、一般的な慣習としては、小文字のセクション名が最も広く使われており、設定ファイルの可読性や保守性の観点からも、小文字で統一することを推奨する。</u><br>
<syntaxhighlight lang="ini">
# [global]セクションの記述例
[global]
[GLOBAL]
[Global]
</syntaxhighlight>
<br>
==== [global]セクション ====
==== [global]セクション ====
Sambaサーバ全体に適用される設定を記述する特殊なセクションである。<br>
Sambaサーバ全体に適用される設定を記述する特殊なセクションである。<br>
305行目: 322行目:
! style="background-color:#66CCFF;" | 意味
! style="background-color:#66CCFF;" | 意味
|-
|-
| server string || サーバ名前等の説明を記述する。
| server string || サーバ名等の説明を記述する。<br>ブラウズリストでコンピュータ名の隣、および、プリンタマネージャにおけるプリンタのコメント欄等に表示される。<br><br>デフォルト値は、<code>Samba %v</code><br>%vは、Sambaのバージョンを表すマクロである。
ブラウズリストでコンピュータ名の隣、および、プリンタマネージャにおけるプリンタのコメント欄等に表示される。
|-
|-
| netbios name || SambaサーバのNetBIOS名を指定する。
| netbios name || SambaサーバのNetBIOS名を指定する。<br><br>デフォルト値は、システムのホスト名である。<br>明示的なデフォルト値は無く、システムのホスト名が使用される。
|-
|-
| workgroup || Sambaサーバが、所属するワークグループ名もしくはドメイン名を指定する。
| workgroup || Sambaサーバが、所属するワークグループ名もしくはドメイン名を指定する。<br><br>デフォルト値は、<code>WORKGROUP</code>
|-
|-
| server role || Sambaサーバーの動作モードを指定します。
| server role || Sambaサーバーの動作モードを指定する。<br><br>デフォルト値は、<code>auto</code>
|-
|-
| hosts allow || 接続を許可するIPアドレスまたはホスト名を指定する。(未指定のIPアドレスまたはホスト名は拒否される)<br><br>
| hosts allow || 接続を許可するIPアドレスまたはホスト名を指定する。(未指定のIPアドレスまたはホスト名は拒否される)<br><br>デフォルト値は無く、デフォルトで全てのホストからのアクセスを許可する。<br><br>
* 例1. 指定したIPアドレスの範囲内にあるPCからのアクセスを許可する場合
* 例1. 指定したIPアドレスの範囲内にあるPCからのアクセスを許可する場合
*: <code>192.168.1. 127.0.</code>
*: <code>192.168.1. 127.0.</code>
327行目: 343行目:
*: <code>192.168.* EXCEPT 192.168.1.30</code>
*: <code>192.168.* EXCEPT 192.168.1.30</code>
|-
|-
| guest account || アカウントが存在しないユーザはゲストとしてアクセスできる。<br>nobody以外を使用する場合は、予め、/etc/passwdファイルに該当ユーザを作成する必要がある。
| guest account || アカウントが存在しないユーザはゲストとしてアクセスできる。<br>nobody以外を使用する場合は、予め、/etc/passwdファイルに該当ユーザを作成する必要がある。<br><br>デフォルト値は、<code>nobody</code>
|-
|-
| Bad User || 存在しないユーザがアクセスする場合は、ゲスト認証であるとみなして、<code>guest account</code>キーで定義されたユーザでログインする。
| Bad User || 存在しないユーザがアクセスする場合は、ゲスト認証であるとみなして、<code>guest account</code>キーで定義されたユーザでログインする。
335行目: 351行目:
| Never || ゲスト認証を許可しない。
| Never || ゲスト認証を許可しない。
|-
|-
| map to guest || Sambaユーザとして認証できない場合の動作を指定する。<br><br>設定値<br>
| map to guest || Sambaユーザとして認証できない場合の動作を指定する。<br><br>デフォルト値は、<code>Never<br>"Bad User"と"Bad Password"は独立した設定ではなく、"map to guest"キーの選択肢である。</code><br><br>設定値<br>
* Never
* Never
*: 不正なパスワードによるユーザのログイン要求を拒否して、ゲスト認証は許可しない。
*: 不正なパスワードによるユーザのログイン要求を拒否して、ゲスト認証は許可しない。
354行目: 370行目:
*: なお、Samab 2では、Bad Uidがデフォルトとして設定されている。
*: なお、Samab 2では、Bad Uidがデフォルトとして設定されている。
|-
|-
| log file || ログファイルのパスを指定する。<br>接続元ホストを示す変数<code>%m</code>を使用する場合、接続元ホストごとにログファイルを分けることができる。
| log file || ログファイルのパスを指定する。<br>接続元ホストを示す変数<code>%m</code>を使用する場合、接続元ホストごとにログファイルを分けることができる。<br><br>デフォルト値は、<code>/var/log/samba/log.%m</code><br>%mはクライアントのNetBIOS名を表すマクロである。
|-
| max log size || ログファイルの最大サイズを指定する。<br>値が0の場合は、サイズは無制限となる。<br><br>デフォルト値は、<code>1000</code>[kB]
|-
| passdb backend || ユーザアカウント情報を格納するバックエンドを指定する。<br><br>デフォルト値は、<code>tdbsam</code>であり、TDB (Trivial Database) ファイルを使用する。<br><br>
* tdbsam
*: TDBデータベースを使用する方式であり、最も一般的に使用される。
*: 小〜中規模の環境に適している。
* smbpasswd
*: レガシーな従来型のパスワードファイル方式である。
*: /etc/smbpasswdファイルを使用する。
* ldapsam
*: LDAPを使用する方式であり、大規模環境に適している。
*: Active Directoryとの統合が可能。
* guest
*: ゲストアクセス用の特別な設定である。
* built-in
*: Sambaの内蔵データベースを使用する。
<br>
なお、複数のバックエンドを組み合わせて使用することも可能である。<br>
<syntaxhighlight lang="ini">
[global]
passdb backend = tdbsam guest
</syntaxhighlight>
|-
| usershare allow guests || ゲストアクセスを持つユーザがユーザ共有を作成することを許可するかどうかを指定する。<br><br>デフォルト値は、<code>no</code><br>"no"は、セキュリティ上の理由からゲストユーザによる共有作成を禁止する。
|-
| logon path || ユーザのローミングプロファイルの場所を指定する。<br>デフォルト値は相対パスを使用しており、実際の場所はサーバ設定に依存する。<br><br>デフォルト値は、<code>\%N%U\profile</code><br>%Nは、このパラメータが使用されるサーバ名<br>%Uは、現在のUNIXユーザ名
|-
| logon home || ユーザのホームディレクトリの場所を指定する。<br>これもデフォルトでは相対パスを使用している。<br><br>デフォルト値は、<code>\%N%U</code><br>%Nは、このパラメータが使用されるサーバ名<br>%Uは、現在のUNIXユーザ名
|-
| logon drive || Windowsクライアントでホームディレクトリをマップするドライブ文字を指定する。<br><br>デフォルトでは設定されていない。
|-
|-
| max log size || ログファイルの最大サイズを指定する。<br>値が0の場合は、サイズは無制限となる。
| logon script || ユーザがログインする時に実行するスクリプトを指定する。<br><br>デフォルトでは設定されていない。
|-
|-
| smb passwd file || smbpasswd方式でパスワード認証を行う場合のパスワードファイルのパスを指定する。
| smb passwd file || smbpasswd方式でパスワード認証を行う場合のパスワードファイルのパスを指定する。
|-
|-
| unix password sync || SambaのパスワードとLinuxのパスワードを同期させるかどうかを指定する。<br>この設定を有効にする場合、Sambaのパスワードを変更した後、Linuxユーザのパスワードも変更する必要がある。
| unix password sync || SambaのパスワードとLinuxのパスワードを同期させるかどうかを指定する。<br>この設定を有効にする場合、Sambaのパスワードを変更した後、Linuxユーザのパスワードも変更する必要がある。<br><br>デフォルト値は、<code>no</code><br><br>yesを指定する場合、Sambaを通じてシステムのパスワードが変更されるため、セキュリティリスクが高まる可能性がある。<br>そのため、システムのセキュリティポリシーと整合性があることを確認することが必要となる。
|-
| passwd program || unix password syncキーを有効にした場合、Samba側でパスワードを変更した後に実行するプログラムを指定する。
|-
|-
| passwd chat || unix password syncキーを有効にした場合の応答内容を指定する。
| passwd program || unix password syncキーを有効にした場合、Unixパスワードを変更するために使用するプログラムを指定する。<br><br>デフォルト値は、<code>/usr/bin/passwd %u"</code><br>%uは、変更対象のユーザ名を表す。
|-
|-
| username map || Linuxユーザを別のユーザとマッピングさせて、複数のユーザで共有する。
| passwd chat || unix password syncキーを有効にした場合、パスワード変更プログラムとの対話を定義する。<br><br>デフォルト値は、一般的なパスワード変更プロンプトに対応している。
|-
|-
| logon script || ログイン時に実行するスクリプトファイルを指定する。
| username map || Linuxユーザを別のユーザとマッピングさせて、複数のユーザで共有する。<br><br>デフォルトでは設定されていない。
|-
|-
| wins support || nmbdのWINSサーバとして動作させるかどうかを設定する。
| wins support || nmbdのWINSサーバとして動作させるかどうかを設定する。
398行目: 443行目:
</center>
</center>
<br>
<br>
==== [homes]セクション ====
==== [homes]セクション ====
[homes]セクションは、ユーザのホームディレクトリを自動的に共有するために使用する特別なセクションである。<br>
[homes]セクションは、ユーザのホームディレクトリを自動的に共有するために使用する特別なセクションである。<br>
412行目: 458行目:
! style="background-color:#66CCFF;" | キー  
! style="background-color:#66CCFF;" | キー  
! style="background-color:#66CCFF;" | 意味
! style="background-color:#66CCFF;" | 意味
|-
| path || ホームディレクトリの基本パスを指定する。<br><br>例: path = /home/%S
|-
|-
| browseable || この共有をネットワーク上で表示するかどうかを制御する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: browseable = no
| browseable || この共有をネットワーク上で表示するかどうかを制御する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: browseable = no
|-
|-
| read only || 共有を読み取り専用にするかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: read only = no
| read only || 共有を読み取り専用にするかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: read only = no
|-
| writable || ユーザに書き込み権限を与えるかどうかを指定する。<br>一般的には read onlyがよく使用されている。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: writable = yes
|-
|-
| create mask || 新しく作成されるファイルのパーミッションを指定する。<br>値: 8進数のパーミッション値<br><br>例: create mask = 0700
| create mask || 新しく作成されるファイルのパーミッションを指定する。<br>値: 8進数のパーミッション値<br><br>例: create mask = 0700
427行目: 473行目:
| guest ok || ゲストユーザのアクセスを許可するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: guest ok = no
| guest ok || ゲストユーザのアクセスを許可するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: guest ok = no
|-
|-
| writable || ユーザに書き込み権限を与えるかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: writable = yes
| hide dot files || ドットで始まるファイルを隠すかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: hide dot files = yes<br><br><u>[homes]セクションでも一般的に使用される。</u>
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| path || Sambaが自動的にユーザのホームディレクトリの基本パスを指定する。<br><br>例: path = /home/%S<br><br><u>[homes]セクションでは一般的に使用されない。</u><br><u>他の共有セクションで指定する。</u>
|-
| veto files || アクセスを拒否するファイルパターンを指定する。<br><br>例: veto files = /.*/.*/<br><br><u>[homes]セクションでも使用可能であるが、</u><br><u>[global]セクションや他の共有セクションでもよく使用される。</u>
|-
| hide files || 特定のファイルやディレクトリを非表示にする。<br><br>例: hide files = /lost+found/*/<br><br><u>[homes]セクションでも使用可能であるが、</u><br><u>[global]セクションや他の共有セクションでもよく使用される。</u>
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| follow symlinks || シンボリックリンクをたどるかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: follow symlinks = yes<br><br><u>[homes]セクションでも使用可能であるが、</u><br><u>[global]セクションでより一般的に指定される。</u>
|-
| strict sync || 同期書き込みを厳密に行うかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: strict sync = no<br><br><u>[homes]セクションで使用可能であるが、</u><br><u>パフォーマンスに影響を与える可能性があるため、使用を検討する必要がある。</u>
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| case sensitive || ファイル名の大文字小文字を区別するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code> または <code>auto</code><br><br>例: case sensitive = auto<br><br><u>[homes]セクションでも使用可能であるが、</u><br><u>[global]セクションでより一般的に指定される。</u>
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| dos filetimes || DOSスタイルのファイルタイムスタンプを使用するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: dos filetimes = yes<br><br>例: case sensitive = auto<br><br><u>[homes]セクションでも使用可能であるが、</u><br><u>[global]セクションでより一般的に指定される。</u>
|}
</center>
<br>
==== [printers]セクション ====
Sambaで利用可能な全てのプリンタを共有するための特別なセクションである。<br>
このセクションを使用する場合、システムに設定されているプリンタが自動的に共有される。<br>
<br>
[printers]セクションは、全てのプリンタに適用される基本的な設定のみを含み、より具体的または高度な設定は別のセクションで行われることが多い。<br>
<br>
<center>
{| class="wikitable" | style="background-color:#fefefe;"
|+ [printers]セクションの設定項目
|-
! style="background-color:#66CCFF;" | キー
! style="background-color:#66CCFF;" | 意味
|-
| comment || [printers]セクションの説明文である。<br><br>例: comment = All Printers
|-
|-
| veto files || アクセスを拒否するファイルパターンを指定する。<br><br>例: veto files = /.*/.*/
| path || スプールファイルを保存するディレクトリを指定する。<br><br>例: path = /var/spool/samba
|-
|-
| hide files || 特定のファイルやディレクトリを非表示にする。<br><br>例: hide files = /lost+found/*/
| browseable || プリンタ共有をネットワーク上で表示するかどうかを設定する。<br><br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: browseable = yes
|-
|-
| hide dot files || ドットで始まるファイルを隠すかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: hide dot files = yes
| guest ok || ゲストユーザのアクセスを許可するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: guest ok = no
|-
|-
| follow symlinks || シンボリックリンクをたどるかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: follow symlinks = yes
| print ok || この共有をプリンタ共有として使用可能にするかどうかを指定する。<br>[printers]セクションでは、一般的に、<code>yes</code>に設定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: print ok = yes<br><br><u>※注意</u><br><u>このオプションは、printableキーのエイリアス (別名) である。<br>どちらを使用しても同じ効果がある。</u>
|-
|-
| strict sync || 同期書き込みを厳密に行うかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: strict sync = no
| printable || この共有をプリンタ共有として使用可能にするかどうかを指定する。<br>[printers]セクションでは、一般的に、<code>yes</code>に設定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: print ok = yes<br><br><u>※注意</u><br><u>このオプションは、print okキーのエイリアス (別名) である。<br>どちらを使用しても同じ効果がある。</u>
|-
| print command || 印刷ジョブを処理するコマンドを指定する。<br><br>例: print command = /usr/bin/lpr -P %p %s
|-
|-
| case sensitive || ファイル名の大文字小文字を区別するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code> または <code>auto</code><br><br>例: case sensitive = auto
| lpq command || プリンタキューの状態を表示するコマンドを指定する。<br><br>例: lpq command = /usr/bin/lpq -P %p
|-
|-
| dos filetimes || DOSスタイルのファイルタイムスタンプを使用するかどうかを指定する。<br>: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>: dos filetimes = yes
| lprm command || 印刷ジョブを削除するコマンドを指定する。<br><br>例: lprm command = /usr/bin/lprm -P %p %j
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| load printer || <u>主に[global]セクションで設定されるため、[printers]セクションでは一般的には使用されない。</u><br><br>システムに設定されている全てのプリンタを自動的に共有するかどうかを指定する。
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| printing || <u>主に[global]セクションで設定されるため、[printers]セクションでは一般的には使用されない。</u><br><br>使用する印刷システムを指定する。
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| printer admin || <u>この設定は、古いバージョンのSambaで使用されていたが、現在は非推奨である。</u><br>[printers]セクションでの使用は一般的には使用されない。<br><br>プリンタ管理者として指定するユーザやグループを設定する。
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| min print space || <u>これは個々のプリンタ共有で設定、または、必要な場合は[global]セクションで設定する。</u><br><br>印刷を許可するために必要な最小のディスク空き容量を指定する。
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| use client driver || <u>これは個々のプリンタ共有で設定、または、必要な場合は[global]セクションで設定する。</u><br><br>クライアント側のプリンタドライバを使用するかどうかを指定する。
|}
|}
</center>
</center>
<br>
<br>
==== [profiles]セクション ====
==== [profiles]セクション ====
[profiles]セクションは、ユーザプロファイル (ローミングプロファイル) を保存するために使用される特別なセクションである。<br>
[profiles]セクションは、最初から予約されているわけではない。<br>
これは、Sambaの特定の機能に関連する慣例的なセクション名である。<br>
<br>
<br>
[profiles]セクションは主にWindows クライアントのローミングプロファイルを扱うために使用する。<br>
最初から予約されていないが、Windowsドメイン環境でよく使用される慣例的な名前である。<br>
このセクションの設定は、ネットワーク環境やセキュリティポリシーに大きく依存する。<br>
多くのLinuxディストリビューションでは、ローミングプロファイルを格納するために使用される。<br>
<br>
このセクション名は、Sambaの特定の機能と密接に関連しているため、多くの設定例や文書で見かけることがある。<br>
ユーザが別の名前を使用することも可能である。<br>
<br>
ただし、これらの慣例的な名前を使用することにより、設定の意図が明確になり、他の管理者も理解しやすくなるというメリットがある。<br>
<br>
また、一部のSamba関連ツールやスクリプトが、これらの名前を期待している可能性もある。<br>
<br>
<br>
これらのキーを使用して、ユーザプロファイルの共有動作をカスタマイズできる。<br>
これらのキーを使用して、ユーザプロファイルの共有動作をカスタマイズできる。<br>
468行目: 566行目:
! style="background-color:#66CCFF;" | 意味
! style="background-color:#66CCFF;" | 意味
|-
|-
| path || ホームディレクトリの基本パスを指定する。<br><br>例: path = /home/%S
| comment || [profiles]セクションの説明文である。<br><br>例: comment = Network Profiles Service
|-
| path || プロファイルの保存場所を指定する。<br><br>例: path = %H
|-
| read only || 共有を読み取り専用にするかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: read only = no
|-
| create mask || 新しく作成されるファイルのパーミッションを指定する。<br>値: 8進数のパーミッション値<br><br>例: create mask = 0600
|-
| directory mask || 新しく作成されるディレクトリのパーミッションを指定する。<br>値: 8進数のパーミッション値<br><br>例: directory mask = 0700
|-
|-
| profile acls || プロファイルのACL (アクセス制御リスト) を有効にするかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: profile acls = yes
| profile acls || プロファイルのACL (アクセス制御リスト) を有効にするかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: profile acls = yes
474行目: 580行目:
| strict sync || 同期書き込みを厳密に行うかどうかを指定する。<br><br><code>yes</code>の場合<br>各書き込み操作後に即座にディスクに同期する。<br>データの一貫性は高まるが、パフォーマンスが低下する可能性がある。<br><br><code>no</code>の場合<br>即座の同期を行わず、システムの標準的なバッファリングを使用する。<br>パフォーマンスは向上するが、突然のシャットダウン時にデータが失われるリスクが高まる。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: strict sync = no
| strict sync || 同期書き込みを厳密に行うかどうかを指定する。<br><br><code>yes</code>の場合<br>各書き込み操作後に即座にディスクに同期する。<br>データの一貫性は高まるが、パフォーマンスが低下する可能性がある。<br><br><code>no</code>の場合<br>即座の同期を行わず、システムの標準的なバッファリングを使用する。<br>パフォーマンスは向上するが、突然のシャットダウン時にデータが失われるリスクが高まる。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: strict sync = no
|-
|-
| csc policy || クライアント側のキャッシュポリシーを指定する。<br>値: <code>manual</code>, <code>documents</code>, <code>programs</code>, <code>disable</code><br><br>例: csc policy = disable
| store dos attributes || WindowsのDOS属性 (読み取り専用、隠しファイル、システムファイル、アーカイブ)をUNIXファイルシステム上に保存するかどうかを制御する。<br><br>値 : <code>yes</code> (または、trueもしくは1) / <code>no</code> (または、falseもしくは0)<br><br>デフォルト値は、<code>no</code><br><br>有効にする場合、Sambaは、WindowsクライアントがファイルのDOS属性を変更した時に、それをUNIXファイルシステム上に保存する。<br>これにより、Windows固有の属性情報がUNIXシステム上でも維持される。<br>属性は、ファイルのEAバック (Extended Attributes) や特別なストリームに保存される。<br><br>無効にする場合、DOS属性はUNIXファイルシステム上に直接保存されない。<br>代わりに、SambaはUNIXのパーミッションを基にしてDOS属性をシミュレートする。<br><br><u>※注意</u><br><u>全てのUNIXファイルシステムがEAバックをサポートしているわけではない。</u><br><u>Windows統合が重要な環境では、このオプションを有効にすることにより、Windowsライクな動作を実現できる。</u><br><br><u>この設定は、WindowsとUNIX/Linux間でのファイル属性の一貫性を維持したい場合に特に有効である。</u>
|-
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| roaming profiles || ローミングプロファイルの動作を制御する。<br>ローミングプロファイルは、ユーザが異なるPCにログインしても同じ設定やデスクトップ環境を維持できるようにする機能である。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: roaming profiles = yes<br><br><code>yes</code>の場合<br>ユーザがログアウトする時にプロファイルがサーバに保存されて、別のPCでログインする時にそのプロファイルがロードされる。<br><br><code>no</code>の場合<br>ローカルプロファイルのみが使用されて、プロファイルはサーバに保存されない。
| csc policy || クライアント側のキャッシュポリシーを指定する。<br>値: <code>manual</code>, <code>documents</code>, <code>programs</code>, <code>disable</code><br><br>例: csc policy = disable<br><br><u>[profiles]セクションでは使用せず、一般的には、個別の共有セクションで指定する。</u>
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| roaming profiles || ローミングプロファイルの動作を制御する。<br>ローミングプロファイルは、ユーザが異なるPCにログインしても同じ設定やデスクトップ環境を維持できるようにする機能である。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: roaming profiles = yes<br><br><code>yes</code>の場合<br>ユーザがログアウトする時にプロファイルがサーバに保存されて、別のPCでログインする時にそのプロファイルがロードされる。<br><br><code>no</code>の場合<br>ローカルプロファイルのみが使用されて、プロファイルはサーバに保存されない。<br><br><u>[profiles]セクションで使用することがあるが、一般的には、[global]セクションで指定する。</u>
|}
|}
</center>
</center>
482行目: 590行目:


==== [netlogon]セクション ====
==== [netlogon]セクション ====
[netlogon]セクションは、ドメインログオンスクリプトのための特別なセクションである。<br>
[netlogon]セクションは、最初から予約されているわけではない。<br>
これは、Sambaの特定の機能に関連する慣例的なセクション名である。<br>
<br>
最初から予約されていないが、Windowsドメインコントローラの機能を模倣する時によく使用される慣例的な名前である。<br>
多くのLinuxディストリビューションでは、ドメインのログオンスクリプトやポリシーファイルを格納するために使用される。<br>
<br>
このセクション名は、Sambaの特定の機能と密接に関連しているため、多くの設定例や文書で見かけることがある。<br>
ユーザが別の名前を使用することも可能である。<br>
<br>
ただし、これらの慣例的な名前を使用することにより、設定の意図が明確になり、他の管理者も理解しやすくなるというメリットがある。<br>
<br>
また、一部のSamba関連ツールやスクリプトが、これらの名前を期待している可能性もある。<br>
<br>
<br>
一般的な共有セクションで使用されるような多くのキー (write list、hide files、create mask、directory mask等)は、一般的には[netlogon]セクションでは使用されない。<br>
一般的な共有セクションで使用されるような多くのキー (write list、hide files、create mask、directory mask等)は、一般的には[netlogon]セクションでは使用されない。<br>
<br>
[netlogon]セクションの主な目的は、Windowsクライアントのログオンスクリプトの場所を指定することである。<br>
<br>
<br>
<center>
<center>
506行目: 623行目:
<br>
<br>


==== [printers]セクション ====
==== [print$]セクション ====
Sambaで利用可能な全てのプリンタを共有するための特別なセクションである。<br>
<u>[print$]セクションは、最初から予約されているわけではない。</u><br>
このセクションを使用する場合、システムに設定されているプリンタが自動的に共有される。<br>
<u>これは、Sambaの特定の機能に関連する慣例的なセクション名である。</u><br>
<br>
最初から予約されていないが、Sambaがプリンタサーバとして機能する時によく使用される慣例的な名前である。<br>
多くのLinuxディストリビューションでは、Windowsクライアント向けのプリンタドライバを格納するために使用される。<br>
<br>
<br>
[printers]セクションは、全てのプリンタに適用される基本的な設定のみを含み、より具体的または高度な設定は別のセクションで行われることが多い。<br>
このセクション名は、Sambaの特定の機能と密接に関連しているため、多くの設定例や文書で見かけることがある。<br>
ユーザが別の名前を使用することも可能である。<br>
<br>
<br>
<center>
ただし、これらの慣例的な名前を使用することにより、設定の意図が明確になり、他の管理者も理解しやすくなるというメリットがある。<br>
{| class="wikitable" | style="background-color:#fefefe;"
|+ [printers]セクションの設定項目
|-
! style="background-color:#66CCFF;" | キー
! style="background-color:#66CCFF;" | 意味
|-
| comment || [printers]セクションの説明文である。<br><br>例: comment = All Printers
|-
| path || スプールファイルを保存するディレクトリを指定する。<br><br>例: path = /var/spool/samba
|-
| browseable || プリンタ共有をネットワーク上で表示するかどうかを設定する。<br><br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: browseable = yes
|-
| guest ok || ゲストユーザのアクセスを許可するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: guest ok = no
|-
| print ok || この共有をプリンタ共有として使用可能にするかどうかを指定する。<br>[printers]セクションでは、一般的に、<code>yes</code>に設定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: print ok = yes<br><br><u>※注意</u><br><u>このオプションは、printableキーのエイリアス (別名) である。<br>どちらを使用しても同じ効果がある。</u>
|-
| printable || この共有をプリンタ共有として使用可能にするかどうかを指定する。<br>[printers]セクションでは、一般的に、<code>yes</code>に設定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: print ok = yes<br><br><u>※注意</u><br><u>このオプションは、print okキーのエイリアス (別名) である。<br>どちらを使用しても同じ効果がある。</u>
|-
| print command || 印刷ジョブを処理するコマンドを指定する。<br><br>例: print command = /usr/bin/lpr -P %p %s
|-
| lpq command || プリンタキューの状態を表示するコマンドを指定する。<br><br>例: lpq command = /usr/bin/lpq -P %p
|-
| lprm command || 印刷ジョブを削除するコマンドを指定する。<br><br>例: lprm command = /usr/bin/lprm -P %p %j
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| load printer || <u>主に[global]セクションで設定されるため、[printers]セクションでは一般的には使用されない。</u><br><br>システムに設定されている全てのプリンタを自動的に共有するかどうかを指定する。
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| printing || <u>主に[global]セクションで設定されるため、[printers]セクションでは一般的には使用されない。</u><br><br>使用する印刷システムを指定する。
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| printer admin || <u>この設定は、古いバージョンのSambaで使用されていたが、現在は非推奨である。</u><br>[printers]セクションでの使用は一般的には使用されない。<br><br>プリンタ管理者として指定するユーザやグループを設定する。
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| min print space || <u>これは個々のプリンタ共有で設定、または、必要な場合は[global]セクションで設定する。</u><br><br>印刷を許可するために必要な最小のディスク空き容量を指定する。
|- style="background-color:#e0e0e0;"
| use client driver || <u>これは個々のプリンタ共有で設定、または、必要な場合は[global]セクションで設定する。</u><br><br>クライアント側のプリンタドライバを使用するかどうかを指定する。
|}
</center>
<br>
<br>
 
また、一部のSamba関連ツールやスクリプトが、これらの名前を期待している可能性もある。<br>
==== [print$]セクション ====
プリンタドライバの格納場所を指定する特別なセクションである。<br>
<br>
<br>
<center>
<center>
589行目: 673行目:
<br>
<br>


==== その他のセクション ====
==== 独自のセクション ====
以下の例では、ユーザが任意で作成できるセクションの設定を示している。<br>
<br>
<syntaxhighlight lang="ini">
# ユーザが任意で指定するセクションの設定例
; 以下に示す設定では、ユーザは自分のホームディレクトリと所属するグループの共有ディレクトリにアクセスでき、それぞれの領域で読み書きが可能になる
; また、ACLの継承により、適切なアクセス権限の管理が容易になる
; 全ユーザに関する共有設定を定義する
[users]
; この共有の説明文
; クライアントがネットワーク上で共有を参照する時に表示される
comment = All users
; この共有のルートディレクトリを指定する
; ここでは全ユーザのホームディレクトリがある/homeを指定する。
path = /home
; この設定により、ユーザは共有内のファイルを編集・削除・作成できる
; Noは書き込み可能を意味する
read only = No
; 新しく作成されたファイルやディレクトリが、親ディレクトリのACL (アクセス制御リスト) を継承することを指定する
inherit acls = Yes
; これらのファイルやディレクトリをクライアントから非表示にする
; この設定例では、quotaファイル、groupsディレクトリ、sharesディレクトリを非表示にしている
veto files = /aquota.user/groups/shares/
; グループに関する共有設定を定義する
[groups]
; この共有の説明文
; クライアントがネットワーク上で共有を参照する時に表示される
comment = All
; グループ共有のルートディレクトリを指定する
groups path = /home/groups
; ユーザがこの共有内でファイルの編集・削除・作成を行えるようにする
read only = No
; 新しく作成されたファイルやディレクトリが、親ディレクトリのACLを継承することを指定する
inherit acls = Yes
</syntaxhighlight>
<br>
下表に、ユーザが任意で作成するセクションにおいて、指定できるキーとその値を示す。<br>
<center>
<center>
{| class="wikitable" | style="background-color:#fefefe;"
{| class="wikitable" | style="background-color:#fefefe;"
607行目: 730行目:
| read list || 読み取りが例外的に許可されるユーザを指定する。<br>(グループを指定する時は@<グループ名>を使用する)
| read list || 読み取りが例外的に許可されるユーザを指定する。<br>(グループを指定する時は@<グループ名>を使用する)
|-
|-
| writable || 書き込みを許可するかどうかを指定する。
| writable || 書き込みを許可するかどうかを指定する。<br>一般的には read onlyがよく使用されている。
|-
|-
| write list || 書き込みが例外的に許可されるユーザを指定する。<br>(グループを指定する時は@<グループ名>を使用する)
| write list || 書き込みが例外的に許可されるユーザを指定する。<br>(グループを指定する時は@<グループ名>を使用する)
639行目: 762行目:
</center>
</center>
<br>
<br>
==== 変数 ====
==== 変数 ====
設定ファイル中に、下表に示す変数を使用することができる。<br>
設定ファイル中に、下表に示す変数を使用することができる。<br>
739行目: 863行目:
== ファイヤーウォールの設定 ==
== ファイヤーウォールの設定 ==
ファイアーウォールを有効にしている場合は、Sambaサービスの許可が必要である。<br>
ファイアーウォールを有効にしている場合は、Sambaサービスの許可が必要である。<br>
<br>
Samba / NMBのデフォルトポートは、TCPとUDPの両方を使用する。<br>
これにより、Sambaの完全な機能 (ファイル共有、名前解決、ブラウジング等) を使用するために必要な全てのポートが開放される。<br>
<br>
* TCPポート (SMB)
*: 445/TCP: SMB (Server Message Block)
*: 139/TCP: NetBIOS over TCP/IP
* UDPポート (NMB)
*: 137/UDP: NetBIOS Name Service
*: 138/UDP: NetBIOS Datagram Service
<br>
# SMB
  sudo firewall-cmd --permanent --add-service=samba
  sudo firewall-cmd --permanent --add-service=samba
  または
  または
  sudp firewall-cmd --permanent --add-port=445/tcp
  sudo firewall-cmd --permanent --add-port=445/tcp # SMB (Server Message Block)
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=139/tcp  # NetBIOS over TCP/IP
sudo firewall-cmd --reload
<br>
# NMB
sudo firewall-cmd --permanent --add-service=nmb
または
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=137/udp  # NetBIOS Name Service
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=138/udp  # NetBIOS Datagram Service
   
   
  sudo firewall-cmd --reload
  sudo firewall-cmd --reload