「設定 - RHEL」の版間の差分

提供: MochiuWiki : SUSE, EC, PCB

 
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* プロセッサ:64ビット対応CPU
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=== Red Hatアカウントの作成 ===
==== Red Hatアカウントの作成 ====
# Red Hatの公式サイトにアクセスする。
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# 新規アカウントを作成する、あるいは、既存のアカウントでログインする。
# 新規アカウントを作成する、あるいは、既存のアカウントでログインする。
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※注意<br>
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本番環境ではSELinuxを有効にしておくことを推奨する。<br>
本番環境ではSELinuxを有効にしておくことを推奨する。<br>
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== RHELの特徴とメリット ==
==== 安定性と長期サポート ====
RHELは商用利用を念頭に設計されており、安定性を最優先にしている。<br>
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* 通常10年の長期サポート
*: 企業システムの長期運用に最適
* 徹底的なテスト
*: 大規模なパッチやアップデートは綿密にテストされる
* 予測可能な更新サイクル
*: 計画的なシステム管理が可能
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==== 商用サポート ====
Red Hatから直接提供されるプロフェッショナルな有償サポートが利用可能である。<br>
* 24時間365日のテクニカルサポート
* Red Hat Partner Networkによる豊富なリソース
* 検証済みパッケージと迅速なセキュリティアップデート
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==== セキュリティ ====
* SELinux
*: 標準でSELinuxを採用し、高度なセキュリティを提供
*: 厳密なアクセス制御が可能
*: サイバーセキュリティ対策に寄与
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* Red Hat Insights
*: サーバーの状態をプロアクティブに監視
*: パフォーマンスやセキュリティの問題を未然に検出
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==== コンテナとクラウド環境 ====
* Kubernetesの商用版であるOpenShiftとシームレスに連携
* コンテナ化やクラウドインフラに強力なエコシステムを提供
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* [https://www.redhat.com/ja Red Hat公式サイト]
* [https://www.redhat.com/ja Red Hat公式サイト]
* [https://developers.redhat.com/ Red Hat Developer Program]
* [https://developers.redhat.com/ Red Hat Developer Program]
* [https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_enterprise_linux/9 RHEL 9 公式ドキュメント]
* [https://docs.redhat.com/ja/documentation/red_hat_enterprise_linux/10 RHEL 10 公式ドキュメント]
* [https://docs.redhat.com/ja/documentation/red_hat_enterprise_linux/9 RHEL 9 公式ドキュメント]
* [https://www.redhat.com/ja/technologies/linux-platforms/enterprise-linux RHEL製品情報]
* [https://www.redhat.com/ja/technologies/linux-platforms/enterprise-linux RHEL製品情報]
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2025年11月15日 (土) 06:53時点における最新版

概要

RHELは、個人開発者向けに無償のDeveloper Subscriptionを提供している。
これにより、商用環境で広く使われているエンタープライズLinuxディストリビューションを個人で学習・開発目的に利用することができる。

RHELは商用利用を念頭に設計されており、安定性を最優先にしている。
通常10年の長期サポートが提供されるため、企業システムの長期運用に最適である。
また、大規模なパッチやアップデートは徹底的にテストされ、予測可能な更新サイクルにより計画的なシステム管理が可能となっている。

サポート体制も充実しており、Red Hatから直接提供されるプロフェッショナルな有償サポートが利用可能である。
24時間365日のテクニカルサポート、Red Hat Partner Networkによる豊富なリソース、検証済みパッケージと迅速なセキュリティアップデートなど、
エンタープライズ環境で求められる包括的なサポートが提供されている。

セキュリティ面においても、RHELは高度な機能を標準で提供している。
SELinuxを採用することで厳密なアクセス制御が可能となり、サイバーセキュリティ対策に大きく寄与している。
さらに、Red Hat Insightsによりサーバーの状態をプロアクティブに監視し、パフォーマンスやセキュリティの問題を未然に検出することができる。

現代的なインフラ環境への対応も優れている。
Kubernetesの商用版であるOpenShiftとシームレスに連携し、コンテナ化やクラウドインフラに強力なエコシステムを提供している。
これにより、従来型のサーバー運用から最新のクラウドネイティブなアーキテクチャまで、幅広い環境で活用することができる。


RHELとUbuntuの比較

項目 RHEL Ubuntu
パッケージ管理 dnf (RPM系) apt(Debian系)
サポート期間 通常10年 LTS版で5年
セキュリティ機能 SELinux AppArmor
商用サポート Red Hatによる手厚いサポート Canonicalによるサポート
更新頻度 安定性重視 比較的頻繁
企業での採用 金融、医療、通信など広範囲 Web開発、スタートアップで人気
学習曲線 やや高い 比較的低い
個人利用での料金 無料(Developer Subscription) 無料


  • RHELを選択する場合
    • エンタープライズ環境で使用されるシステムの学習
    • 長期的な安定運用が必要なサーバー構築
    • 商用ソフトウェア(Oracle、SAPなど)との互換性が必要
    • 認証や規制要件が厳しい環境

  • Ubuntuを選択する場合
    • Web開発やプログラミング学習
    • 最新のソフトウェアを試す
    • デスクトップ環境として日常的に使用
    • 豊富なコミュニティドキュメントを活用



インストール

インストールに必要な環境およびシステム要件を以下に示す。

  • Red Hatアカウント (無料で作成可能)
  • 仮想環境またはインストール先のハードウェア
  • インターネット接続


  • メモリ:2[GB]以上 (推奨4[GB]以上)
  • ディスク容量:20[GB]以上
  • プロセッサ:64ビット対応CPU


Red Hatアカウントの作成

  1. Red Hatの公式サイトにアクセスする。
  2. 新規アカウントを作成する、あるいは、既存のアカウントでログインする。
    https://www.redhat.com/ja/technologies/linux-platforms/enterprise-linux
  3. Developer Subscriptionに登録する。(無料)


イメージのダウンロード

Red Hatの開発者ポータルサイトからRHELのISOイメージをダウンロードする。
Red Hatの開発者ポータルサイト : https://developers.redhat.com/products/rhel/download

RHELでは2種類のISOイメージが提供されている。

  • オフラインイメージ
    完全なインストールパッケージを含む
    オフライン環境でもすべての機能をインストール可能

  • bootイメージ
    軽量なブートイメージ
    インストール時にネットワーク経由でパッケージを取得


また、使用するハードウェアに応じて適切なアーキテクチャを選択する。

  • x86_64
    一般的なIntel / AMD製CPU向け
  • ARM
    Apple Silicon等のARM系CPU向け


インストーラの実行

  1. RHELをブートする。
  2. インストーラが起動したら、言語を選択する。
  3. インストール概要画面が表示される。


キーボードレイアウトの設定

使用するキーボードに合わせてレイアウトを選択する。

  • 日本語キーボード
    Japanese
  • US配列キーボード
    US


ネットワーク設定

Red Hat接続設定を行うことを推奨する。

  • インストール完了後、Red Hatのリポジトリにアクセス可能
  • dnfコマンドが即座に使用可能
  • システムアップデートを迅速に適用可能


Red Hat接続設定の手順を以下に示す。

  1. インストール概要画面で[Red Hat接続]を選択する。
  2. Red Hatアカウントの認証情報を入力する。
  3. サブスクリプションを有効化する。


※注意
Red Hat接続設定は後からも実行できるが、インストール時に設定しておくとスムーズに進めることができる。

ソフトウェアの選択

インストールする環境を選択する。

  • サーバ
    GUIなしの最小構成
  • サーバ (GUI使用)
    グラフィカル環境を含む
  • ワークステーション
    デスクトップ環境として利用
  • 最小限のインストール
    必要最小限のパッケージのみ


ルートパスワードとユーザー作成
  1. rootパスワードを設定する。
  2. 一般ユーザアカウントを作成する。
  3. 必要に応じて、ユーザを管理者グループに追加する。



設定

パッケージ管理コマンド

# システムアップデート
sudo dnf update

# パッケージの検索
sudo dnf search <パッケージ名>

# パッケージのインストール
sudo dnf install <パッケージ名>

# パッケージの削除
sudo dnf remove <パッケージ名>

# インストール済みパッケージの一覧
dnf list installed


サブスクリプションの管理

インストール時にRed Hat接続を設定しなかった場合、以下に示すコマンドを実行することにより後から設定できる。

# サブスクリプションマネージャーでの登録
sudo subscription-manager register --username <Red Hatアカウント>

# 利用可能なサブスクリプションの確認
sudo subscription-manager list --available

# サブスクリプションのアタッチ
sudo subscription-manager attach --auto


ファイアウォール設定

RHELではFirewalldがデフォルトで有効になっている。

# ファイアウォールの状態確認
sudo firewall-cmd --state

# サービスの許可 (例:HTTP)
sudo firewall-cmd --permanent --add-service=http
sudo firewall-cmd --reload

# 開いているポートの確認
sudo firewall-cmd --list-all


SELinuxについて

RHELでは、SELinux (Security-Enhanced Linux) がデフォルトで有効である。
SELinuxは高度なセキュリティ機能を提供するが、ビギナーには扱いが難しい場合がある。

# SELinuxの状態確認
sestatus

# 現在のモード確認
getenforce


※注意
本番環境ではSELinuxを有効にしておくことを推奨する。


トラブルシューティング

サブスクリプションが有効にならない

  • Red Hatアカウントが正しく登録されているか
  • ネットワーク接続が正常か
  • subscription-managerコマンドでステータスを確認
    sudo subscription-manager status
    sudo subscription-manager refresh
    


パッケージがインストールできない

サブスクリプションが正しくアタッチされているか確認する。

sudo subscription-manager list --consumed
sudo dnf clean all
sudo dnf update


GUIが起動しない

グラフィカル環境がインストールされているか確認する。

# GUI環境のインストール (Workstation)
sudo dnf groupinstall "Workstation"

# または Server with GUI
sudo dnf groupinstall "Server with GUI"

# グラフィカルターゲットに設定
sudo systemctl set-default graphical.target
sudo reboot



参考リンク