MochiuWiki : SUSE, EC, PCB
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== 概要 == Fcitxは、拡張機能をサポートした入力メソッドフレームワークである。<br> <br> Fcitxには、3つの入力メソッドエンジン、Pinyin、QuWei、テーブルベースの入力メソッドが内蔵されている。<br> <br><br> == Fcitxのインストール == ==== パッケージ管理システムからインストール ==== ===== CentOS ===== <br> ===== SUSE ===== Fcitx Input Method Frameworkにおいて、サポートされているエンジンおよびその派生物は、SUSEの公式OSSリポジトリのM17Nリポジトリで開発されている。<br> リポジトリにおいて、M17N、M17N:Develはそれぞれ別のリポジトリであることに注意すること。<br> <br> # KKCを使用する場合 sudo zypper install fcitx-kkc fcitx-table-other # SKKを使用する場合 sudo zypper install fcitx-skk fcitx-table-other # Mozcを使用する場合 sudo zypper install fcitx-mozc fcitx-table-other # Anthyを使用する場合(Anthyは開発停止しているため、使用しないこと) sudo zypper install fcitx-anthy fcitx-table-other <br> 次に、Fcitxの設定ツールをインストールする。<br> # GNOME sudo zypper install fcitx-configtool fcitx-config-gtk3 # KDE sudo zypper install fcitx-config-kde4 (以前は、kcm-fcitxと呼ばれていた) <br> <u>※注意</u><br> <u>パッケージ管理システムを使用して、Fcitxをインストールすることを推奨する。</u><br> <u>Fcitx関連のソフトウェアは、全てfcitxで始まるため、fcitxを検索すると表示される。</u><br> <br> ==== ソースコードからインストール ==== ===== 依存関係のインストール ===== Fcitxのビルドに必要な依存関係をインストールする。<br> # CentOS sudo yum install cairo-devel pango-devel dbus-devel dbus-glib-devel qt-devel intltool cmake gtk3-devel gtk2-devel \ gcc-c++ libicu-devel opencc-devel # SUSE sudo zypper install cairo-devel pango-devel dbus-1-devel dbus-1-glib-devel libqt4-devel intltool cmake extra-cmake-modules \ gtk3-devel gtk2-devel gcc-c++ libicu-devel opencc-devel libevent-devel fmt-devel xcb-util-wm-devel libxkbcommon-x11-devel \ libxkbfile-devel iso-codes-devel enchant-devel libjson-c-devel <br> XCB IMDkitを[https://github.com/fcitx/xcb-imdkit Github]からダウンロードする。<br> git clone https://github.com/fcitx/xcb-imdkit.git <br> ビルドに必要な依存関係のライブラリをインストールする。<br> sudo zypper install libxcb-devel xcb-util-devel xcb-util-keysyms-devel <br> XCB IMDkitをインストールする。<br> mkdir build && cd build <br> cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr .. make -j 8 sudo make install <br> ===== Fcitxのビルド ===== [https://github.com/fcitx FcitxのGithub]から、ソースコードをダウンロードする。<br> git clone --depth 1 https://github.com/fcitx/fcitx5.git <br> 以下の例では、Fcitxを全てのIMモジュールでビルドして、ホームディレクトリにインストールしている。<br> <br> まず、Fcitxのソースコードが存在するディレクトリに移動して、ビルド用のディレクトリを作成する。<br> cd <Fcitxのソースコードがあるディレクトリ> mkdir build && cd build <br> Fcitxのソースコードをビルドする。<br> cmake .. -DCMAKE_CXX_COMPILER=<G++8.5以降のG++のフルパス> -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/Fcitx -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release \ -DENABLE_GTK3_IM_MODULE=ON -DENABLE_QT_IM_MODULE=ON \ -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=`fcitx4-config --prefix` -DLIB_INSTALL_DIR=`fcitx4-config --libdir` make -j 8 make install <br> もし、FcitxおよびFcitxライブラリを、~/InstallSoftware/Fcitxディレクトリおよび~/InstallSoftware/Fcitx/libにインストールする場合、<br> .profileファイルに、以下の環境変数の設定を追記する。<br> export PKG_CONFIG_PATH="$PKG_CONFIG_PATH:/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/Fcitx/lib/pkgconfig" export PATH="/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/Fcitx/bin:$PATH" export CMAKE_PREFIX_PATH="/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/Fcitx" <br><br> == 拡張機能のインストール == ==== GNOME ==== https://extensions.gnome.org にアクセスし、検索項目にfcitxと入力・検索して、その拡張機能をインストールする。<br> <br> ==== KDE ==== Input Method Panelと呼ばれるプラズモイドを追加できる。<br> これは、KDE Plasmaアドオンのkimpanelである。<br> 標準でインストールされているので、必要なことは、そのプラズモイドを追加することだけである。<br> <br> 他には、M17Nには、kimtoyと呼ばれるサードパーティ製ソフトウェアが存在する。(Qtで記述されている)<br> nepomuk等を有効にすることができる。(ただし、KDEの反応が悪くなる)<br> <br><br> == Fcitxの設定 == ~/.profileファイルまたは~/.ximファイルに、以下の設定を追記する。<br> vi ~/.profile または vi ~/.xim <br> # ~/.profileファイルまたは~/.ximファイル export INPUT_METHOD="fcitx" export XMODIFIERS="@im=fcitx" export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx <br> 次に、以下のコマンドを実行して、設定ツールを起動する。<br> または、システムトレイから起動する。<br> # GNOME fcitx-config-gtk # KDE fcitx-config-kde <br><br> == KKC == ==== 単語登録 ==== KKCにおいて、単語登録する手順を以下に示す。<br> # ~/.config/fcitx/dictionary/segmentファイルを開く。 # segmentファイルの最下行に、以下の内容を追記する。 #* 1つの読みがなで1つの単語を登録する場合 : <code><読みがな> /<登録する単語>;<登録する単語の種類>/</code> #* 1つの読みがなで3つの単語を登録する場合 : <code><読みがな> /<登録する単語>;<登録する単語の種類>/<登録する単語>;<登録する単語の種類>/<登録する単語>;<登録する単語の種類>/</code> #: <br> #: 例えば、"hoge@piyo.com"という単語を"めーる"という読みで登録する時は、以下の手順を行う。<br> #: <code>めーる /hoge@piyo.com;メール/</code> #: <br> # Fcitxにおいて、[Reload Config]または[再起動]を選択する。 # 正常に単語登録されているかどうかを確認する。 # 登録された単語を削除する場合は、該当単語の行を削除して、[Reload Config]または[再起動]を選択する。 <br><br> == その他 == ==== Fcitxの再起動 ==== Fcitx関連のソフトウェアのインストール後、設定等を反映させるため、Fcitxを再起動する必要がある。<br> Fcitxを再起動するには、以下のコマンドを実行する。<br> fcitx -r <br> 一部の入力メソッドは標準でリストに追加される。(通常、内部に入力メソッドが1つしかないパッケージの場合)<br> 入力メソッドが追加されない場合、設定ツールを使用してそれらをリストに追加して、ニーズに合わせていくつかのオプションを調整することを推奨する。<br> <br> ==== ibusからfcitxへの切り替え ==== GNOME以外では、切り替え操作は不要である。<br> Fcitxを導入して再ログインすると、インプットメソッドがfcitxに自動的に切り替わる。<br> <br> GNOMEの場合、ibusとの統合を解除する必要があるかもしれない。<br> もし、自動的に切り替わらない場合は、以下コマンドを実行する。<br> gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.keyboard active false <br> 以下のコマンドを実行して、ibusからFcitxへ切り替える。<br> imsetting-switch fcitx <br> ==== 日本語入力できない場合 ==== 以下のコマンドを実行する。<br> sudo mv /usr/share/ibus/component/kimpanel.xml /usr/share/ibus/component/kimpanel_org.xml <br> Fcitxより先に起動したソフトウェアにおいて、日本語入力できない場合がある。<br> その時、~/.ximファイルを作成して、以下の内容を追記する。<br> vi ~/.xim <br> export XMODIFIERS="@im=fcitx" export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx LANG=ja_JP.UTF-8 fcitx -r <br><br> == Fcitxのアンインストール == 以下のコマンドを実行して、Fcitxをアンインストールする。<br> # GNOME sudo zypper remove fcitx fcitx-kkc fcitx-skk fcitx-mozc fcitx-anthy fcitx-m17n fcitx-table-other fcitx-config-gtk3 # KDE sudo zypper remove fcitx fcitx-kkc fcitx-skk fcitx-mozc fcitx-anthy fcitx-m17n fcitx-table-other fcitx-config-kde4 <br> 再ログインまたはPCを再起動する。<br> <br><br> __FORCETOC__ [[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]]
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