MochiuWiki : SUSE, EC, PCB
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== 概要 == ここでは、KVM(Kernel-based Virtual Machine)とQEMUのインストールと仮想マシンの設定方法を記載する。<br> 搭載しているCPUが仮想化機構(Intel VTやAMD-V等)を備えている必要がある。<br> <br><br> == KVMとQEMUのインストール == KVMとQEMUをインストールする。<br> # CentOS sudo yum install qemu-kvm libvirt virt-install virt-manager # SUSE sudo zypper install qemu-kvm libvirt virt-install virt-manager <br> モジュールが読み込まれているか確認する。<br> lsmod | grep kvm <br> 正常に読み込まれている場合は、以下のように表示される。<br> kvm_intel 241664 0 kvm 704512 1 kvm_intel irqbypass 16384 1 kvm <br> KVMを起動および自動起動する場合は、以下のコマンドを実行する。<br> sudo systemctl start libvirtd sudo systemctl enable libvirtd <br><br> == 仮想ネットワークの設定 == 仮想マシンをブリッジ接続する場合は、NetworkManagerをwickedに変更して、ブリッジネットワークを構成する。<br> sudo mv /etc/sysconfig/network/ifcfg-eth0 /etc/sysconfig/network/ifcfg-br0 sudo vi /etc/sysconfig/network/ifcfg-br0 <br> 以下の内容を、/etc/sysconfig/network/ifcfg-br0ファイルに追記する。<br> # 最終行に追記 BRIDGE='yes' BRIDGE_FORWARDDELAY='0' BRIDGE_PORTS='eth0' BRIDGE_STP='off' <br> 次に、以下の内容を、/etc/sysconfig/network/routesファイルに追記する。<br> sudo vi /etc/sysconfig/network/routes <br> # 最終行:br0のデフォルトゲートウェイを追記する default 192.168.1.1 - br0 <br> wickedサービスを再起動する。<br> sudo systemctl restart wickedd wicked <br> 正常にbr0が起動しているか確認する。<br> ip a <br><br> == 仮想マシンの作成(CLI) == 仮想マシンをインストールして作成する。<br> ここでは、仮想マシンとしてSUSE Linxu Enterprise Server 15(以降、SUSEという)をインストールする。<br> <br> 取得したSUSEのisoファイルを/tmpディレクトリに配置して、テキストモードでインストールする。<br> コンソールからでもPutty等のエミュレータ経由からでも実行できる。<br> 初期設定では、仮想マシンの保管場所(ストレージプール)は、/var/lib/libvirt/imagesディレクトリであるが、ここでは、別の場所に新たにストレージプールを作成して進める。<br> <br> ===== ストレージプールディレクトリの作成 ===== まず、ストレージプールディレクトリを作成する。<br> sudo mkdir -p /var/kvm/images <br> ===== 仮想マシンの作成とインストール ===== sudo virt-install \ --name sle15 \ --ram 4096 \ --disk path=/var/kvm/images/sle15.img,size=30 \ --vcpus 2 \ --os-type linux \ --os-variant sle15 \ --network bridge=br0 \ --graphics none \ --console pty,target_type=serial \ --location /tmp/SLE-15-Installer-DVD-x86_64-GM-DVD1.iso \ --extra-args 'console=ttyS0,115200n8 serial' Starting install... # インストールが開始される <br> 上記の例で指定しているオプションの意味を以下に示す。その他多数のオプションは、<code>man virt-install</code>で確認できる。<br> * --name *: 仮想マシンの名前を指定する。 * --ram *: 仮想マシンのメモリ容量を指定する。(単位は、M) * --disk path=xxx ,size=xxx *: [path=]で仮想マシンのディスクの保管場所を指定する。(初期設定では、/var/lib/libvirt/imagesディレクトリ) *: [size=]で仮想マシンのディスク容量を指定する。(単位は、G) * --vcpus *: 仮想マシンの仮想CPU数を指定する。 * --os-type *: 仮想マシンのOタイプを指定する。 * --os-variant *: 仮想マシンの種類を指定する。 *: <code>osinfo-query os</code>で指定可能な種類を確認できる。 * --network *: 仮想マシンのネットワークタイプを指定する。<br>ここでは、仮想マシンにブリッジ接続させるため、<code>--network bridge=br0</code>としている。<br>br0は、上記セクションの[仮想ネットワークの設定]で設定したブリッジインターフェースを指定している。<br>ホストがNICを複数持っていて、かつ、ブリッジインターフェースを複数設定しており、仮想マシンからも同様に複数のネットワークインターフェースを使用する場合は、改行して複数指定する。 * --graphics *: グラフィクスを指定する。<br><code>none</code>を指定するとグラフィックスを使用しない。 * --console *: コンソールタイプを指定する。 * --location *: インストール元を指定する。 * --extra-args *: インストール時にカーネルに渡すパラメータを指定する。 <br> インストーラ起動後は、CLIでインストール作業を進める。CLIもGUIと同様なのでインストール過程は省略する。<br> インストールが完了すると、一旦再起動がかかり、以下のようにターミナル上に仮想マシンのログインプロンプトが表示される。<br> Welcome to SUSE Linux Enterprise Server 15 (x86_64) - Kernel 4.12.14-25.25-default (ttyS0). eth0: 10.0.0.204 fe80::5054:ff:feff:cfce linux-6am4 login: <br> ===== ホストと仮想マシンの切り替え ===== 仮想マシン側からホスト側へのコンソールの切り替えは、[Ctrl]キー + []]キーである。<br> また、ホスト側から仮想マシン側へのコンソールの切り替えは、<code>virsh console <仮想マシン名>]</code>と入力して実行する。<br> <br> ===== 仮想マシンの複製 ===== 作成した仮想マシンは容易に複製できる。<br> sudo virt-clone --original sle15 --name template --file /var/kvm/images/template.img Allocating 'template.img' | 30 GB 00:00:02 Clone 'template' created successfully. <br> # ディスクイメージ ll /var/kvm/images/template.img -rw------- 1 root root 2835087360 Jan 18 19:09 /var/kvm/images/template.img <br> # 定義ファイル ll /etc/libvirt/qemu/template.xml -rw------- 1 root root 3681 Jan 18 11:09 /etc/libvirt/qemu/template.xml <br><br> == 仮想マシンの作成(GUI) == ここでは、GUIの操作で、仮想マシンを作成およびインストールする。<br> <br> # ターミナルにて<code>sudo virt-manager</code>コマンドを実行して、Virtual Machine Managerを起動する。<br>左上のPCアイコンまたは[ファイル] - [新しい仮想マシンの作成]を選択して、新規仮想マシン作成ウィザードを開く。 # [新しい仮想マシン]画面が開くので、仮想マシンのインストール元を指定する。<br>インストールメディアまたはISOファイルとアーキテクチャを選択して、OSのタイプとバージョンを指定する。 # 仮想マシンのメモリ容量と仮想CPU数を指定する。 # 仮想ディスクの場所や容量を指定する。 # 仮想マシン名を入力する。また、これまでの設定内容を確認しておく。 # インストーラが起動するので、画面に従ってインストールする。 <br><br> == KVMの操作方法 == Libvirtに含まれるVirshコマンドを使用した仮想マシンの操作方法を記載する。<br> <br> * 仮想マシンを起動する。 sudo virsh start <仮想マシン名> <br> * 仮想マシンを起動して同時にコンソールに接続する。 sudo virsh start <仮想マシン名> --console <br> * 仮想マシンを停止する。 sudo virsh shutdown sle15 <br> * 仮想マシンを強制停止 sudo virsh destroy sle15 <br> * 仮想マシンをシステム起動時に自動起動の設定をする。 sudo virsh autostart sle15 <br> * 仮想マシンの自動起動設定を解除する。 sudo virsh autostart --disable sle15 <br> * 仮想マシンの一覧を表示する。 sudo virsh list <br> * 全ての仮想マシンを一覧を表示する。<br> sudo virsh list --all <br> * コンソールを切り替える。 *: 仮想マシン側からホスト側へのコンソールの切り替えは、 [Ctrl]キー + []]キーである。 *: ホスト側から仮想マシン側へのコンソールの切り替えは、<code>sudo virsh console <仮想マシン名></code>コマンドを実行する。 <br> * 他、多くのサブコマンドが用意されている。 sudo virsh --help <br><br> __FORCETOC__ [[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]]
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